換装的真空管

2011年10月26日 EL84(6BQ5)に換装してみました!



「フルボリュームに近づくほど」


10月26日、涼しいけれど良い天気!気分上々で6時に腹減り状態で目覚めました。しばしテレビを見たりメールチェックしたりして、ついでにシャワー浴びて・・・でも、いつまでも妻が起きてこないので自分で朝ごはん作ってバクバク食っちまいました。数日前からダイエットのために食習慣を変更したんです。

まず朝飯をタップリ食べて、お昼は14時過ぎに軽く食べ、夕食はほんのちょっとを6時過ぎに食べます。今まで食生活の全く逆パターンです。カロリーで表記すると、朝800Kcal、昼600Kcal、夕200K cal てな感じです。これを数ヶ月続けると確実に痩せるとか。とりあえず年内はこれで過ごしてみて、その実績で来年も続けるかどうかを決めます。ということで、当家は現在とても貧素な夕食風景です。

さて、爽快な目覚めの後は昨夜やるはずだった作業を開始しましょう。「VHT Special6 COMBO」パワー管の換装です。ビンテージ6L6 を、国産ビンテージのEL84(6BQ5) に差し替えてみます。同時にスピーカーも「VHT」から「Fender」に乗せ換えてみます。作業は簡単なのですぐに終わりました。以下の画像が換装後です。


では、ギターを繋いで音出ししてみましょう。まずはローパワーから。ふむふむ、サウンドが軽くなっている感じです。VOLUMEをフルにしてみると、6L6や6V6に比べてEL84(6BQ5)は歪が多くなっていると感じます。ハイも出すぎ?これは真空管のせいですよね。でもこの歪はなんだか雑っぽくてあまり好きになれません。パワーをハイに切り替えてさらにフルボリュームまで出してみました。やはりこの歪の方向は私が期待してたものと違いますね。ハイが出すぎて辛い。いずれ他のメーカーのEL84(6BQ5)も手に入れて試してみます。

では、スピーカーの換装でどう変わったのでしょうか?ちょっと軽すぎるような気がしますね。その分抜けは良くなっているのですが・・・。真空管をもとに戻しつつ幾つか試してみます。6L6 では、ンンン・・・違うなあ!スタートに戻ってビンテージ6V6は?これは少し良くなりましたがね。

ではさらにスピーカーもVHTの純正に戻して、各真空管の違いをもう一度確認してみますかね。なるほど。なるほど・・・。分かりました。今まで試した真空管ですと私が好きなサウンドは「ビンテージ6V6 と VHT スピーカー」の組み合わせでした。ただし、この判断の基準は アンプのVOLUMEをフルにした場合です。VOLUMEが低い場合にはスピーカー をFender にした方が良かったのですが。

では最後に、VOLUME を PULL ! でブーストさせてみましょう。はいはい!これです!これです!気持よく歪んでくれます。やはり、フルボリュームに近づくほどおいしいサウンドが飛び出してきます。当たり前ですね!

「VHT Special6 COMBO」 のキャビサイズだと、音量を上げないと鳴ってくれない感じですね。逆に言えば、フルボリュームで使えばかなり鳴ってくれるのでオリジナルのスピーカーでも行けそうだと。6Wのアンプですが、ブーストさせてフルボリュームにすると、かなりデカイサウンドになります。私はマンション暮らしですから、いくら防音室だと言ってもいささか気が引けてしまいますなあ。スピーカーもまだいくつか試してもよさそうですが、その前に回路自体へ手を着けたほうが面白い結果になりそうです。

以上の様に、言葉で音質を伝えるのは私には無理です。他人には分からない怪しげな評価をしつつ自分では納得して作業してみました。実際に「VHT Spesial6」の音を聞いてチェックしてみたい方は当家までご遠慮なくお越し下さいませ。

遊びとして有り体に言えば、この先いかに安い材料費でお気に入りのサウンドに作り変えるかですね。これをテーマにしばしいじくって遊んでみますよ。中域をもっと出しつつ、ローを少し削り、ハイは甘くする感じですかね。以前MOD用に買って使っていなかったコンデンサや抵抗が残っていますので、多分それが使えると思います。良い結果が出たらまたご報告しましょう。いやいや!悪い結果が出ても報告したほうが面白いですかね!


本日の結論
スピーカーは大音量で鳴らすべきですね!

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