楽屋的最終完

2011年10月09日 そして1台完成いたしました!


完成直前の勇姿!


「記念品として贈る」


10月04日の続きです。

「GAKUYA 1号」の塗装が、ようやく次の作業に入っても大丈夫な程度に乾いたので、パーツの組み込みをいたしました。組み込み途中の細々した部分は、作業に集中していたので撮影を忘れてしまいました。一部だけご覧下さいませ。


スピーカー保護用のグリルに張るネットは、園芸用の植木鉢の中に敷く水抜き用のネットです。必要サイズに切ってそのセンターにLEDをホルダと共に取り付けます。正面からLEDの足が見えない様に、微妙な調整をしながらボンドで貼付けます。とても地味な作業ですが、仕上がりに大きく影響するので手は抜けません。

このネットを塗装が完了したウッドケース内側に両面テープで仮留め後、スピーカーを取り付けます。スピーカーはホットボンドでこのネットと一緒にケースに固定します。インアウトのジャックと、電源ジャック、ボリュームポット、回路基板を取り付け配線作業を行えば内部は完成です。今回は18V仕様にしましたので、9V電池を2個直列に配置します。底面にはゴム足も取り付けます。



次にノブを設置します。今回はGIBSON系のスピードノブにしてみました。スイッチOFFの位置に目印として、スワロフスキーもどきを貼付けてみました。ここでサウンドチェックをやってみます。シールドでギターを繋ぎ、ノブを回してスイッチON!インジケータとして取り付けたセンターのLEDが点灯したのを確認、ギターを弾いてみると問題なく出音が確認できました。クリーンからディストーションまで問題ありません。外部スピーカーへの出力もOK。外部電源もOK!これで構造的な部分は完成です。


仕上げにはラベルが必要です。今回のオーダーは、バンド名とメンバー名を記入して欲しいとリクエストがありました。さらに、そのラベルをメンバーが欲しがっていると言うので、A4シートに27枚分を印刷して切り抜きました。これを完成した「GAKUYA 1号」の底面に貼付けます。


最後に、正面にバンド名の「RANDOM」文字シールを貼付けてすべての作業が終了します。同時進行でもう一台製作しているのですが、塗装にトラブルがあってやり直しをしているので、完成までまだ1週間かかりそうです。バンドメンバーのオランダ人が今月末で帰国するので、1台は記念品として贈るのだそうです。


これで完成です!

こんな風に「GAKUYA 1号」最終製作プロジェクトは完了いたしました。またいつの日か、面白いウッドケースが見つかったら「GAKUYA 2号」として再開することにしましょうかね。ああ〜〜〜面白かったなあ!


本日の結論
このティッシュケースは、もう二度と製造されないのかなあ。好きだったのに・・・。

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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