問題的合体機

2011年08月03日 オーダーから12日目に届きましたが!



「久々にtanabe.tv的展開」

相変わらずジットリした日が続いていますなあ。気温があまり上がらないので助かっていますが、それでも湿気には参ってしまいますね。新潟方面は豪雨でドエライことになって、まるで大津波が来たような光景でしたね。あちらもこちらも今年の日本は自然から攻撃を受けて、次はどこなのだ?と心配になってしまいます。駿河湾の震度5も何となく嫌な感じがしますしね。浜岡原発停めて正解!

津波に対する東海以南の新想定基準は高い場所で20mだとか。大阪のめぼしい地域なんぞは、ほとんど完全水没ではないですか!私の田舎の宮崎も平野が広いので、20m津波が来たら宮崎市内はほぼ全滅でしょうね。ううう・・・そんなことが起きないことを願うのみですが、自然はそんな願いを決して聞き入れてはくれませんからね。自己責任で災害に備えるしかないのか・・・。なんてな暗めの話でスタートしてしまいましたが、ご勘弁を。

さて本日のネタは、先月21日に香港の販売店にWEBで注文した「iPad2合体機」正式名称「White Aluminium KeyBoard Case for iPad 2 」 の続報です。

円高もあって、「iPad2合体機」の価格は送料を入れてほぼ5,000円でした。ブルートゥースのキーボード付きハードカバーで、iPad2の外装と同じアルミ仕上げですから、この価格であればかなりリーズナブルであると判断しました。ただし、WEBに掲載されている画像が見せているクオリティー通りであればという条件付きですがね。

当初、オーダーした時点では10日から14日の間に配達されるとショップからメールが届きました。香港から10日以上というのはどうも理解出来ないスケージュールでしたが、まあ中国だし仕方ねえかとじっと待つことに致しました。そして7月28日になり、香港から発送したとのメールが届きました。えっ?出荷するまでに8日もかかってんの?なんで?と思いつつも私は待つしかありません。

7月30日午後になり、トラッキングナンバーを検索してみました。すると早くも成田に到着しているとの表示が。ほほう!配送そのものは真っ当ですね。いったん日本に届いてしまえば、あとは日本の郵便局が取り扱うのですからもう安心ですね。上手く行けば7月31日中には届くことになりそうです。ん?日曜日って配達するんだっけ?郵便局は・・・。結果として、7月31日には届きませんでした。おいおい!どうした?

なんてな経緯があって、さらに2日後の8月02日午後に届けられましたよ。でも成田から3日も掛かっているのはなぜ?

受け取ってすぐに驚きました。ペラペラの薄い封筒に入っているのです。この程度でプロテクトは大丈夫かいな?と一抹の不安が。さらに持ち上げるととても軽いのです。軽いのは嬉しいのですが・・・これまた不安がね。封筒から出してみると薄いプラスティックの封筒に商品が入っていました。マニュアルはペラペラの小さな紙一枚。



商品を引き出してみると、質感はなかなか良さそうです。iPad2をセットしてみると、一体感があって持った感じも思っていたより軽くて良いですね。アルミの表面は梨地仕上げで、チラリと観た感じではiPad2と同じ様に見えるのですが、よく見るとちょっと安っぽいですね。梨地仕上げの粒の粗さがちょっと気になります。でもまあこの程度は価格からしてOKの範疇です。プロテクタとしての機能は充分ですから。

バッテリー駆動のキーボードですので、まずは充電してみましょう。USBケーブルが同梱でしたので、Macに繋いでしばし放置。とりあえず2時間待ってから動作テストです。iPad2をノートパソコンを開いた状態にセットした途端、すぐに問題点が出てきました。



iPad2のボリューム調整ボタンがキーボード側のケース部分に干渉して、画面にその表示がずっと出てしまうのです。しかもボリュームがゼロまで下がってしまいます。何だこりゃ?かといって、iPad2を上下逆さまにするとメールが打てない状態になります・・・困った。そこでiPad2をセットし直してみました。そっと設置すると音量表示が表示されませんでした。これで何とか誤摩化せそうですがね。なんでこんな微妙な設計にしたんだろ?



iPad2の設定を行い、ブルートゥースはすんなり繋がりました。ところが、いったんキーボード側のスイッチを切ってから、再度スイッチオンしたところもうiPad2はキーボードを認識してくれませんでした。何度かやってみたのですが、キーボードを使う度に、ブルートゥースを認識させる必要が有りました。なんだかなあ・・・ちょっと苛立ちます。この辺りはApple純正WiFiキーボードの圧倒的勝利ですなあ。

一度メールを打ってみましょうか。自分宛にテスト文章を書いてみました。キーピッチがやや狭いのでちょっと気遣いながらの入力です。キーにはかなり便利な割当がしてあるので、使いこなせば慣れるかもしれませんが、指の動き窮屈ですね。手の小さな女性とか、子供には使いやすいかもしれませんがね。

メールは無事に打てて、送信しテストは完了!まあ、出先で文章を入力する程度であれば問題ないでしょう。これで長文を打つ気もないですし。と、一安心してから・・・テストするのを忘れていた項目を思い出しました。メール以外での入力は使いやすいのでしょうか?やってみましょう。

iPad2に標準装備のメモ帳を立ち上げて入力!すると・・・おおお!!!おおお!!!なんだこれは!なんだこれは〜〜〜〜〜〜!!!!!!久々にtanabe.tv的展開が始まってしまいました!

一文字キーボードを打つと、その文字がエンドレスで画面にリピートされて出てくるのです!何ぢゃこりゃ!いくつかの文字を打つと最後に打った文字がエンドレスで出続けます。こりゃ!!!あかん!!!しかも文字をデリートしないと文字はひたすらリピートされて打たれ続けるのです!

例えば、「あ」と打てば「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ・・・」と果てしなく打たれ続けるのですよ。キーボードとして全く成立していない状態です。



デリートキーを打つと、今度はデリートもエンドレスです!つまり、どのキーを打ってもそれがエンドレスになると言うわけ。まいったなあ!と言うことは、メモ帳だけのトラブルなのかを検証する必要が有りますね。Twitterに打ち込んでみました。あちゃ〜〜〜!!!これもまたエンドレス地獄状態に陥ってしまいました!この時点で判明したことは、メール以外はエンドレス入力になるという事実。くっそ〜〜〜!中華商人め!

はい、ここで商品やバイヤーを罵っていてもしょうがありません。初期不良はとっとと報告して交換してもらうのが常套手段です。以前、ギターで大失敗した時は、交換する気も失せてしまいましたがね(自虐)

すぐに香港の業者に向けて、初期不良の報告と商品再発送の依頼をしました。さて、問題はここからです。先方の対応はどうなのでしょうか?以前、台湾の業者から買い物した時はすぐに対応してもらえました。今回は中国ですからねえ。でもまあ香港ですから対応はちょっと違うかな?と見ていますがね。

いずれにせよ、明日には先方から何らかの返事が来るでしょうし・・・気になる結果は次号で!


本日の結論
このトラブル報告はさて!何回の連載になるのでしょう!
この商品が欲しいと思っていた方は、しばし待たれた方が良いかと。

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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