下垂的眼瞼決


2011年05月11日 以前の話がいよいよ決定的に!


私は左目が中程度、右目が強度の下垂と判断されました。



「2週間ほどは人前に出られない」

今年の頭に、ひとつの症状について書いていました。その現在の状況についてのご報告です。

「眼瞼下垂」という病気があります。簡単言うと「まぶたが垂れ下がる症状」です。まぶたが下がると何が困るのでしょうか?そしてどの様な合併症が現れるのでしょうか?私の現状に関して進展がありましたので書くことに致しました。

まず私が「眼瞼下垂」について気づいたのは、昨年行ったアメリカ旅行の際に撮影した多くの記念撮影でした。帰国して写真をWEB用にまとめていたところ、そこにある画像を観続けているうちに、どうも私自身の顔ではないような感じがしてきたのです。目付きが暗いというか・・・しかし、それは気のせいだろうと忘れかけていたところ、妻が「眼瞼下垂」に関して判断してもらうために病院に予約をしたと言い始めました。

妻も最近になりまぶたが下がってきた気がすると感じるようになり、立川駅前の病院に「眼瞼下垂」の名医を探しだしたのでした。さらに妻は友人をそそのかして、先に「眼瞼下垂」の手術をやらせてその結果を確認し「これなら私もやる!」と決意したのでした。「眼瞼下垂」の治療のために手術を受けるとパッチリとした目元に戻れるのです。しかし、二重まぶたの手術とは違い、あくまでも病気の治療の結果ですので「眼瞼下垂」と医師に認定されれば保険治療扱いとなり、安い費用で手術をうけることが出来ます。ちなみに、その立川の医師は美容目的の場合は一切断わられるそうです。

「眼瞼下垂」は通常、加齢により起こるものですが、加齢で起こる軽い程度であれば病気とは認定されないようです。私の場合は明らかに視界上方の50%程度が失われていますので、ハッキリと「眼瞼下垂」であると判断されました。「眼瞼下垂」になると起こる諸症状は「頭痛」「肩こり」「頭髪の後退」「後頭部やこめかみの痛み」「夜の光が眩しい」「顎を付き出す姿勢を取りやすい」などがあります。私も明らかにそれらの症状が出ていました。

「眼瞼下垂」には大雑把に分けると3種類あるようですが、私は「蒙古系弥生人」の特徴 + 加齢による下垂が原因でした。「何それ?」と言われるか?そこのお方!では説明いたそう!「蒙古系弥生人」の特徴は、北方民族であり一重まぶたであると。まつげも下がっているとね。この特徴を持つ人々のまぶたの構造は板のようであり「まぶたを開ける際に額の筋肉を使っている」ということ。私は意識していませんでしたが、生まれた時からずっと額の筋力でまぶたをコントロールしていたと知りました。

額の筋肉を酷使するために頭痛が起こりやすく、額から後頭部、さらに肩から肩甲骨にかけての筋肉に常に緊張があり、強い肩こりに悩まされることになるのだとか。さらに、まぶたを開く際に無意識に奥歯を噛み締めていると。そのために顎にも緊張が常時かかっているのだとか。なるほど!今まで無意識にやっていたことの謎がこれでようやく解けてきました。

ちなみに医師が私の両眉の上を指で押さえた状態で「この状態でまぶたを大きく上げてください」と指示が。ところが私はまぶたをほとんど開くことが出来ませんでした。この結果によって私はまぶたの上げ下げを額の筋肉で行っていることが如実に実感できたのです。簡単に書くと私の両まぶたは中が筋肉で埋まっており、それが壁状態になって折り畳まれないのだとか。そのためまぶたの筋力だけではまぶたを大きく開けることが出来ずに、額の筋力を必要としているとね。

これらを解決し、まぶたの筋力だけでまぶたを開閉できるようにするためには、手術で両まぶたの中にある組織を取り除き、まぶたそのものを薄く折り畳まれやすくする必要があります。すると結果としてまぶたが開きやすくなりパッチリとした二重まぶたに生まれ変わるのだと。

私自身は、上方視野の確保と肩こりの軽減、頭痛の軽減目的で「眼瞼下垂」の手術をうけるわけですが、結果的にこの歳になっていまさら二重まぶたにする手術を受けようとは思ってもいませんでした。 もちろん手術するのですから、ある程度のリスクはあります。そのためにインフォームドコンセントとして、あと2回の説明を医師から受けねばなりません。それが終わってから手術のスケジュールが決定します。ちなみに次の通院は8月9日ですので、手術そのものは早くても年内といったところでしょうか。予約で満杯だそうですよ。

妻もひどい肩こりと背中痛で長年苦しんでいましたが、これも「眼瞼下垂」の手術を受けることで軽減できる可能性がありますので、手術をとても楽しみにしていますよ。初診日から手術日まで1年程度かかりそうですので、まあ気長に待つことに致しましょう。

手術するとまぶたが腫れ上がり、2週間ほどは人前に出られないので、手術後数回の通院にはサングラスと深い帽子が必要なのだとか。それはすでに準備していますので問題なし。でも寒い季節になる前にやって欲しいものですなあ。


本日の結論
還暦と共に目元パッチリに私は生まれ変われるのでしょうかね!

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