帝王的切開談


2011年02月26日 やっと産まれました!


初孫、誕生30分後の姿 !



「日本政府が崩壊しないこと」

先日から、もうすぐ初孫が産まれると予告していたのですが・・・。娘の出産予定日は2月23日でした。自然分娩を選択したのですが、全く陣痛が起こらず、なかなか産まれない状況が数日続いていのです・・・。そして、久々に気温が高くなった2月25日の午前中、入院中の娘からメールが届きました。「胎児の心拍数が低下して、羊水の量も少なくなっているので緊急オペになった!夕方に帝王切開で産む!」

おっと!そうきたか!かといって私に出来ることは何も無く、自宅でいつもの作業をこなしつつ、誕生の連絡を待つしかありません。妻は娘に頼まれた必要な物資を買いそろえつつ病院へと向かいました。昼過ぎに妻はいったん戻って来て自宅待機です。出産すれば娘と孫はしばらく当家に戻って来て滞在します。その準備の為に妻は片付けを数日前から始めていました。合い言葉は「断捨離」で長年溜め込んだ様々な「死蔵品」を捨てまくっています。

やがて夕方17時過ぎに娘の亭主から「手術が始まりました!30分で産まれるそうです!」と電話が入りました。私と妻は「じゃあ行くか!」と車で家を出ましたが、夕方の渋滞中。病院に着く前に「いま産まれました!元気な女の子です!」とメールが届きました。5分後病院に到着してまずは、5階にある待ち合いのロビーで待っていた娘の亭主と合流「おめでとう!」と握手を交わして「陣痛なう!はツイートできなかったね!」と大笑い。



直後に準備が整ったので新生児室に全員で向かいました。ガラス張りの向こう側に3人の新生児が寝ていました。当日帝王切開で産まれた3人だそうです。その一番右側で泣き叫ぶ赤ん坊を観ました。これが初孫ですか!その手は長期間羊水に浸かっていただけにふやけて真っ白でした。でも・・・私の感覚は変なのでしょうか?初孫はかわいいと世間では言うのですが、私にそのような感動や心の動きは全く無し・・・あらら・・・。冷静に眺めて、鼻の形が娘に似ていると思っただけでした。もともと、自分の娘が産まれた際にも感動を覚えなかった私ですから、どうも昔から赤ん坊に対する感情が薄いようですなあ。



やがて娘もベッドに乗せられて運ばれてきました。ガラス越しの対面です。娘は涙をボロボロ流していました。麻酔が切れ始めたらしく「イテテテ・・・」とつぶやいておりました。亭主は写真撮りまくり、スチール、ムービーをひたすら撮影し続けていましたなあ。便利な時代になったものです。産まれた直後の嬰児をこうやって記録に残せるのですからね。では私もひとつ撮影しますか!



たぶん、私はこれ以上の孫話を繰り広げることも無いでしょう。後は無事に育ってくれることを祈るだけですね!とはいえ、私が祈ったところで彼女の人生が影響を受けるわけも無く、ただ願うはこの孫がしっかりと自立できるまで日本政府が崩壊しないことですかね。



本日の結論
ま、このようなことで私はジイサンになりました!

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