物欲的重増幅


2010年12月12日 こいつはどこにあるのだ!


Fender The Twin Red Knob


「どこで手に入れようか?」

本日のネタについて、信じるか信じないかはあなた次第である。この情報を読んで、あなたが被害を被っても当方は一切関知しないのでそのつもりで。

ここ数日で突然沸き上がった物欲がある。

古いコンボアンプなのだが、Fender The Twin Red Knob がその対象である。1980年代後期に製造されていたギターアンプだ。製造期間は1986年〜1990年頃のようだね。この後には「黒ノブ」に仕様変更されているのだが、私が今物欲に支配されているのは「Red Knob」である。当然のことだが、現在新品は売っていない。オークション等で丹念に中古物件を探すしか手に入れる方法は無い。

まず手っ取り早くヤフオクで探してみた。1台だけ本日時点で出品されていた。しかし!いまいち古ぼけ具合が辛くて、私の物欲は刺激しなかった。その他にも国内のどこかで販売していないのかと検索してみたが、1台だけしか出てこなかった。これもまた、古ぼけ具合が・・・。ではいつものごとくと、eBayの出品物も探してみた。おおお〜〜〜見事に1台だけだがそこに存在したのである。しかもかなり奇麗に使ってあるようだ。

だが・・・アメリカ在住の出品者コメントによると、地元での自力引き取りが条件なのである。アメリカ国内でさえ発送してくれないのだ。しかもテキサス州である。頼りになる友人はだ〜れも住んでいないのだよ。たとえ配達できたとしても、このアンプは重いことで有名なのだ。35kg程度ありそうだという。つまり送料もバカにならないってことだ。

ではなぜ私は、Fender The Twin Red Knob を欲しくなったのだろうか?それは、Mr.Henry Kaiser の一言から始まったのだ。今週2日間を Henry と過ごしたが、初日の散歩中に彼から出て来た情報があった。

「弾駆動と、いろいろなアンプの組み合わせを試してみたけど、Fender The Twin Red Knob でクリーンを作り、弾駆動で歪ませると、ダンブルそっくりのサウンドになるんだ!」

そう言うのである。ダンブル使いのギタリストとして高名な Henry が発した言葉なのだ。信用できる!その言葉の裏付けとして私が目撃したのは、Henry がライブ会場でスタンバイをしている時だった。彼が会場側に用意させていたギターアンプは・・・以下の画像を良くご覧いただきたい。確かに Fender The Twin Red Knob だったのだ。


だが残念なことに、セッティングの時点で Henry はこの Fender The Twin Red Knob の使用をヤメた。真空管がへたっていて、彼が理想とするサウンドがこのアンプでは作れなかったからだ。泣く泣く画像右下のアンプに取り替えていたなあ。ライブ終了後、Henry から届いたメールに

I wish you could have heard me play with a good amp
I wish the Twin there had been working.... 
My clean tone was terrible with what I had to use....

とあったくらいだ。

さて、事情としては今まで書いたようなことなのだが、私としてはなんとか、弾駆動+ Fender The Twin Red Knob のサウンドを聴いてみたいと考えているのだ!どこかに安く転がっていないのかい?それとも誰か持ってる?


本日の結論
さて、どこで手に入れようか?(おいおい!手に入れるのかよ?)

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