適合的螺子頭


2010年05月05日 えっ!この形状は・・・!


「これってどうやって開けるんだ?」

先日来進めている小型ベースアンプ製作は、次のステップに進みました。

次に作るのは出力10wのものです。基本的な基板は製作が済んでいたのですが、スピーカーキャビがまだ解決していませんでいた。そこでヤフオクで探していたのが「BOSE 101MMG」です。通常は、この様なスピーカーはペアで出品されているのですが、時々単体で出ていることがあります。キレイなものはペアだと結構な金額になるのですが、単体だとかなり安いものもあります。

「BOSE 101MM」は多く出品されていますが、私が探していたのは「BOSE 101MMG」でした。その違いはフロントのデザインだけです。持ち歩くスピーカーキャビを探していたので「BOSE 101MMG」だと、フロントにポートが付いていてそれがプロテクタ代わりになるのでは?と考えたんです。

BOSE 101MM BOSE 101MMG

ところが単体でも最終的にはかなりの金額になることがあり、なかなか落札出来なかったのですが・・・ついに2,500円で即決という「BOSE 101MMG」を見つけました!この価格だと音が出なかったりとジャンク品が多いのですが、どうもこのスピーカーは真っ当に使えるようでした。私はどうせ改造するのですからジャンク品にありがちな多少の傷は全く気にしておりませんでした。てなことで即刻落札!

3日後届いてみると、この値段なら許す!と言えるクオリティーでした。満足です。私が次にやるべき事は、スピーカーキャビをバラして内部を改造する作業です。このスピーカーには内部にセメント抵抗やコイル、コンデンサなどが組み込まれています。オリジナルのまま使うとギターやベースでは音ヌケがイマイチなので、とりあえずすべてを取り外してから組み直すことにします!

で、分解しようとフロントパネルを外してみましたところ・・・おおお!!!なんぢゃこりゃ〜〜〜!!!と焦ってしまいました。目の前に出てきた止めネジの頭を見ると、全く想像していなかった形状をしていたのです!こんな特殊な形状のドライバーはどこに売っているんだよ〜〜〜!!!ばっきゃろ〜〜〜い!! !メーカーは素人が簡単にバラせないようにこんなネジを使うんですよね。古いMacもそうですし。


こんな形のドライバー先端を見たことがありますか?

厄介なものを手に入れっちまったなあ・・・と、スピーカーキャビのバラシを諦めてしまおうかと思い始めた時でした。ふとある事実を思い出したのです。当家には3年ほど前に通販で買ったドライバーのセットがあります。大量のドライバーの先端がセットになっていて様々な特殊形状にも対応出来るものです。しかし使う当てもなく、今までその出番は一度も無く仕舞い込んだままだったのです。



さっそく引っ張り出して、先端の形状を調べてみると・・・おおお〜〜〜おおお!!!なんということでしょう!ピッタリの形状がその中に存在したのです!驚きです!この日のために買っておいたような奇跡です!


おかげで、見事にスピーカーキャビを開くことが出来ました。ヨカッタ!ヨカッタ!
そんなわけで、まだ必要なパーツの手配もあるので、ここから先はまた進展したら発表致しましょう!

ところで、私が持っていたドライバーセットはかなり安かったんですよ。かなり特殊な形状がタップリ入っていますので、これから先「これってどうやって開けるんだ?」と思える様なネジ頭に出くわしても、もう安心ですね。もともとは古いMacをバラすのに使えるかなと手に入れていたんですけどね。


本日の結論
無駄買いのようで、実は無駄買いではなかったと!ヨカッタ・・・。

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