略称的国名談


2010年04月06日 褒められることで人は伸びる!


たまたま見つけた世界地図。世界の中心はアメリカかい?


「たったひとりだけです」

褒められることについて。

社員を指導する場合、企業内ではどうしても厳しくなりがちです。ベテランが未経験者に対して苛立つの分かります。しかし、良く考えてみて下さい。自分が未経験者だった時の状況を。初心者は失敗するし、間違えるし要領も悪い。でもそれは成長過程での必然であって、決して無くなることはない状況です。自分も通ってきた道です。

いままさに、企業は新人教育の時期ですよね。教育に関してそれぞれの企業で持論はあるのでしょうが、私が感じるに「褒めること」が教育する側にとって必要ではないかと。まあ、ボロクソに叱り飛ばされて「なにくそ!」と頑張るやつなんていやしないと思っている私です。褒められりゃ私だって調子こいてつけあがります。そして嬉しいです。人は喜びのために働いているのでしょう。褒められればより働きたくなります。

私の知人の某演出家はもう62歳ですが、今もCMの演出家をやっている理由は「この年になっても誉められたいもん!」と言っていました。褒められる作品を作りたいとの思いがそう言わせているんですね。分かりやすいモチベーションです。

私が禅駆動や弾駆動をユーザーに届けた後、様々なインプレッションが届きます。皆さん様々な言葉を使って褒めてくれるのですが・・・。長々と詳細にわたってレポートされる方、短い文章で的確に指摘される方。その方の個性が出ていて面白いです。そんな中、先月末に届いたインプレッションが私の胸を打ちました。

かなり短い文章です。しかも簡単な単語しか書いてありません。そこには私に対して書かれた感動の褒め言葉がありました。そんな褒め言葉を贈ってもらったのは初めての経験です。私はこの言葉で労働意欲を刺激されました!

The pedal sounds great.
Thanks for making my tone dream come true.

David Duncan

ドリカムですね。私に対してまさかこんな褒め言葉があるとは思っていませんでした。さらに、この言葉を贈っていただいたMr.Duncanに、オーダーメールをもらった時点でもう一つ気になることがあったのです。

以前にも書いたのですが、オーダーの場合には住所を知らせるのは必然ですね。ところがアメリカ在住者だけに見られる変な現象があるのです。知らされた住所に国名が書かれていないケースがとても多いのです。住所が州名の略称で終わっているのですよ。おいおい!お前はどこの国に住んでいるんぢゃ!とつっこんだこと数知れずです。まあ多くのアメリカ人はアメリカが世界の中心と思っているのでしょうが・・・。もっと言わせていただければ州名も略さないで書いて欲しいものです。日本人はアメリカの州の略称なんてシランちゅうの!


アメリカ在住者の場合、国名をUSAまたはUSと書いてきます。ですが、US と言う表現はいかんと思うですよ。というのも他にもUSの国家は存在しているんですから。最低でもUSAは記述して欲しいんですよね。そんな状況の中で、さきほどご紹介したMr.Davidは、きちんと国名を以下のように書いてきました。

United States Of America

アメリカの国名をこのようにフルで書いてきたのは、今までにオーダーしてきた人々の中でMr.Duncanたったひとりだけです。律儀な彼の性格が現れていますね。 で・・・一つ疑問が。アメリカの人々は自分の国を「America」と表現しないで「United States」と言うことが多いように感じるのですが・・・ナゼ?


本日の結論
Japan・・・なんて簡潔な国名でしょう!

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