物欲的半田類

2010年03月19日 半田ごてが急逝されました!


昨日、この半田ごてが急逝!


「欲し〜〜〜い〜〜〜!!!」

暑くなったり寒くなったり変な気温の日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

人間だけでなく、機械にもこの季節には体調の変化がやってくるのでしょうか・・・私が毎日使っていた半田ごてが、昨日使用中に急逝致しました。本当に突然でした・・・。惜しい方をなくしたものです・・・。私が電子工作を始めてからのこの3年間で2本の半田ごてが死んでしまいました。

こんなに単純な構造の半田ごてがそんなにあっさりと死んでしまうとは・・・とも思いますが、死んでしまった2本は共に「ターボ付」なんです。写真を見ると黄色いボタンが有るのが分かるでしょ?これがターボボタンです。通常は電源を入れてから使用できる温度まで上昇するのにしばらく時間がかかります。そんな時、このボタンを押すと急激に温度が上がって、素早く使えるようになるんです。

他にも、寒い季節や大きな面積を温めるときにもこのボタンがとても便利なんですよ。でも、便利な分だけ構造が複雑になっているので、壊れやすくもなるとね。私は一般的なフツ〜の半田ごても持っていますが、これは大昔に手にいれたのですが、今も健在です。昨日、ターボ付が壊れた後の作業はその昔から使っているフツ〜のハンダゴテで続行致しました。

でもやはりターボ付きの方が使い易いので、再度買い直そうとWEBを探っておりましたところ、あららら・・・物欲がフツフツと沸き上がってしまいました。それは何かと問われれば、以下の品々であるとお答えする私です。

まずは、半田ごてですが、これは今まで使っていた「Hakko PRESTO 980」をまたしても買うことにしました。使い慣れているモノのほうが安心ですから。



で、他の商品はどんなのがあるんだろう?と見ていたところ欲しいブツが出てきました。ハンダ作業は煙が出る作業ですが、その煙は吸い込まない方が良いとされています。つまり換気を充分に行いながら作業をするようにと言われています。ところが冬場は窓を開けての作業が辛いですからついつい閉鎖された空間での作業となってしまいます。そんな時に便利なグッズが以下のものです。作業中の煙を吸い込んでくれるグッズです。フィルターが入っていて、空気清浄機みたいなものですね。9,800円ですが・・・ちょっと高い気もしますね。


さらに見て行くと・・・おお〜〜〜!!!これだこれだ!以前から欲しかったものを見つけました!「半田槽」です。なにそれ?と思われる方も多いでしょうが、基板を量産する場合にはこれがとても便利なのですよ。現在私は基板にパーツをひとつひとつハンダ付けしています。1個の基板を作るのにハンダ付け作業はパーツの取付からハンダ付け、仕上げまで20分〜30分程度かかります。ところが「半田槽」を使うとそれが5分以内で完了出来るのです。ハンダ付けだけだとなんと6秒で完了するのです!



機械の上に四角い凹んだ部分があります。そこにタップリの半田を入れて溶かします。要するに溶けた半田のプールを作るんです。下の機械部分は、その温度を調整してキープするために必要な本体です。使い方は、基板にパーツを取り付けた後に、この半田のプールへ基板の半田面を浸けます。浸けている時間は6秒です。6秒で半田は基板の必要な部分に含浸します。6秒後に半田槽から持ち上げて冷やせばハンダ作業は完了です。全部きれいに一度に半田付けが終わってしまいます。最後に、各パーツの足を短く切り取って完成です。

業務用には大きな形状の半田槽があり、一度に大量の作業が出来るものもありますが、とても高額なので自宅で作る程度の量であれば、このサイズで充分です。ちなみにこいつの販売価格は39,800円です。毎日使うものではありませんが、ひとつ持っておきたいですねえ。ちなみに、この半田槽を使う際のコツがありまして、それはすでに基板屋さんから伝授してもらいました。あああ〜〜〜欲し〜〜〜い〜〜〜!!!


本日の結論
こんなものを欲しがる自分が良く分からない・・・。

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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