続報的材料揃


2009年11月04日 作業を開始してみると!




「学ぶことが楽しい」

前回の続きです。

さっそくパーツをいじりながら組み立て方の考察を繰り返しておりました。そしていくつかの問題点があるのに気づくこととなりました。それらの問題点を全部書き出し、対応策を考えてから進むことにしましょう。まず最初はネックの問題点です。前回も書いたように、このネックは完全に仕上がったものではなく、半完成品でした。この先やらなければならないことは・・・。

1 フレットの両サイドにあるバリを削り取ること。
2 バリ取り後に、滑らかになる様に磨くこと。
3 塗装が下処理だけなので、仕上げ塗装が必要。
4 指板面の塗装をどうするのか?(検討が必要)
5 ジョイント用のネジ穴が開いていないので開けなければならないが、セオリーがあるのか?
6 ブランド名をウオーター・スライド・デカールで作りたい。作り方を学ばなければ!

ネックだけでもこれだけの要件が発生するのです。完成までに時間がかかりそうですが、その分楽しみも増えるというものです。

次に、ピックアップの問題点です。シングルコイルはノイズが多いので、少しでも減らす工夫が必要です。調べたところ、まずアースの取り方に工夫をすることでノイズを減らすことが出来るとの記述を発見しました。その方法であれば簡単なのですぐに対応できるでしょう。以下の画像の通りです。新しく引っ張ったアース線を使って三つ編みにすればノイズ削減できるとか。この作業は既に済ませました。



最後にいよいよボディー周りの問題点です。

ボディー裏面のストリングホールに取り付けるブッシュが6個あります。これは何の問題も無く取り付けられるだろうと、ハンマーで打ち込む準備をして、作業を開始したところ、おおお〜〜〜!!!なんぢゃこりゃ〜〜〜入らんぞ〜〜〜!!!ボディーに掘ってあるホールは直径7.5mm。ストリングブッシュの直径は8.2mm。この差は打ち込みで簡単にクリアできると踏んでいたのですが・・・。一撃で穴の周辺の塗装が少し割れてしまいました。こりゃいかん!何らかの対応策があるはずです。それを早急に調べましょう! 現実的には少し穴を広げるしか無いような気がしますが。それとも・・・もっと小さなブッシュが存在するのでしょうか?


それからもうひとつ。ブリッッジの位置について、正確に割り出すのはどのような方法があるのでしょうかね?ネックとの対応位置で決まるのでしょうが、まだネックが取り付けられない状態でブリッジは取り付けない方が良いのでしょうか?この辺りももう少し調べる必要がありますね。

最後に残るのは、前回も書いたジャックプレートの取り付けです。ネジを使わないこの留め方はいささかファジーではありますが、テレキャスが生まれた当初から採用されていたのであれば、それに従ってみるのも面白いでしょうね。どうしても無理なら別の方法を取ればよいだけですし。で、その部品が以下のものです 。一応ボディーに当ててみて、何が問題なのかが理解できました。まあ、何とかなるでしょうが。


こうして私の悩める日々は続くのです・・・。あああ・・・この不自由さが・・・ウレシイ・・・。これで、しばらくは楽しめます。こうやってみると、ストラトの方が製作は簡単なような気がしますなあ・・・。



モノを作る行為は、それに伴う様々な知恵が必要です。それらを総合して組み上げていくのですが、その行為だけでなく、知識を繋ぎあわせて増やしていくことも喜びのひとつですよね。学ぶことが楽しい日々です。


本日の結論
もう音質なんぞはどっかに行っちゃってます!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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