林檎的騒動記
2009年04月21日 ようやく環境が整い!


NEW Mac mini

「それってダメぢゃん!」

これは4月19日から20日にかけての30時間に起った出来事。

まずは、先日のおさらいから。
私が自宅で使っていたMacの電源が突然落ちたのは4月1日。二度と復活することはなくMac様はお亡くなりになりました。とりあえず、古いMac本体が残っていたので、それにハードディスクを移植してなんとかメールやWEBの閲覧は出来るようにしました。しかし、10年前のMacだけにOS10.4を積んであるものの動作がのろくていささか参っておりました。

そこで本体を買い替えようと、いろいろ候補を絞っていたのですが、モニター、マウス、キーボード等は既に揃っていますので私に必要なものはようやく「Mac mini」で充分であるとの確証を得ました。そこで4月19日お昼に、昼食を兼ねて某量販店のMacコーナーに出撃したのでありました。

Macコーナーで、まずはMac miniを実際に触って動きの確認をしましたが、インターネットが繋がっていなかったので、ブラウザの動きはチェック出来ません。これではあまり意味がありませんね。私が使いたいソフトはまったく入っていないのですから。私は今使っている内蔵ハードディスクを2個取り出して、外付けにしてソフトを移動せずそのまま使いたかったので、外付けケースも探していました。

で、Macコーナーを見回すと店員が誰もいません。いろいろ質問したくても担当者がいません。よく見ると、隣のデジカメ売り場でMacの黒いTシャツを着た男性がカメラの説明を老夫婦にしています。しばらく待っていたのですが、15分経ってもそのMacTシャツ店員はやってくる気配がありません。しびれを切らして、私は声をかけにいきました。

「Macのコーナーに係の方が誰もいないのですが・・・」
「すぐに参りますので少しお待ち下さい!」とっと高飛車な言い方でした。気分悪!

さらに10分待ってもMacTシャツ店員はやってきません。なんだこの放置プレイは?と、いったん売り場を離れて、ハードディスク売り場に向かいました。そこにいた若造店員に「内蔵ハードディスクを外付けにしたいんだけど、ケースはどこにあります?」と声をかけました。店員は愛想よく「こちらへどうぞ!」と先導し始めたのですが、売り場をぐるぐる回るばかりで目的のものが見つかりません。そのうち「少々こちらでお待ち下さい」と店員が目の前から消えました。そして戻って来てから案内された棚には・・・外付けハードディスクはたくさん置いてありましたが「ケース単体」は置いてありませんでした。

探していたのはこれ!

それを見て店員は「普段はこちらにおいてあるのですが、あまり売れないので撤去したようです」へ?そうなの?ほんとにそうなの?ないものは仕方がありません。とっととMacコーナーにもどりましょう!はい、戻りました。ところが先ほどのMacTシャツ店員は、その時点でもまだ同じ老夫婦にカメラをあれこれ説明し続けていました。なんなのこれ?

で、他の店員に声をかけたところ「申し訳ございません!本日Mac担当が休んでおりまして!誰もいないんですよ!」は?なんですと?それでは先ほどから私が目にしているあのMacTシャツ店員って誰?聞いてみるとどうもMacコーナーの専用スタッフではなく、Macも説明出来るトレーニングを積んだ店員だと判明。そんなもん客には見分けがつかんわい!

そこで誰か他には説明出来る店員はいないのかと聞いたところ、ようやく女性店員が登場してきました。山村紅葉に似た目の大きな女性です。


山村紅葉

こちらの意思を伝えてMac mniを購入したいのだと伝えました。さらに、今使っている内蔵ハードディスクを外付けにしたいのでケース欲しいのだが、他の店員に売っていないと言われたと伝えたところ・・・。

「えっ?ございますよ!それではこちらへどうぞ!」案内されたのは、先ほど「この棚にあるはずですが・・・」と言われて「撤去したようです」と言われたまさしく同じ棚の裏側でした。ちゃんとそこにはいくつかの種類の外付けケースが置いてあったのです!なんだよ〜〜〜!!!

けっきょく優秀な女子社員の手助けのおかげで、Mac miniと外付けケース2個を無事に購入出来ました。とっとと帰ろうとしたその時、先ほど見かけて声をかけていたMacTシャツ店員が戻ってきました。そして、「お待たせいたしました!」というのです。待たせたなんてもんじゃねえだろうって!「もうすべて終わりました!」とっとと店を出ました。

自宅に帰ればすぐにハードディスクを取り出し、外付けケースに入れ、各周辺機器の取り付けを行って、Mac miniのセッティングです。最後にいよいよモニターを接続すればすべてが完了ですが・・・。あら?あららら?モニタが接続出来ません。Mac miniとモニタを繋ぐ接続端子の形状が違うのです。ピンの数も明らかに違います。うおおお〜〜〜!!!又してもやっちまったかMacよ!


微妙にピンの数が違うのです!

以前にも経験したことがあるのですが、端子の形状が新しい機種になると変更されてしまうので、使えなくなる周辺機器が出てくるのです。今回判明したのは、モニタの端子だけではなく、iSightの端子も違っていました。FireWire400からFireWire800に変更されていたのです。ううう・・・ううう・・・。とりあえずこのままでは使い物にならないので再度、先ほどの量販店に戻って、変換のアダプタがあるかどうかを確認しなければなりません。

その結果「変換アダプタは存在するが今ここには置いていない」との言葉が出てきました。こりゃ困った・・・。取り寄せるとなると時間もかかるし・・・。そうだ!明日、銀座のMacストアにいけば手に入るだろうから一晩の我慢だ!と自宅へ戻った私は、いったん組んだMac miniをばらして、ケースに収めたハードディスクも取り出し、元通りに古いMacが動くようにセットしたのでした。

翌日4月20日。お昼休みになってすぐにMacストアに出撃です。入り口に立っていた店員に声をかけてモニタのジョイントについてきいたところ・・・意外なことが判明!まず、私が今使っているMacのモニターはアナログ対応なので、モニタのジョイントには「デジタルをアナログに変換するアダプタが必要」だということ。そのアダプタは12,000円程度するということ。ちょっとまてよ〜!ジョイントの変換だけでその値段かよ〜〜〜!!!

Macの24インチモニターなら9万円台で買えるんじゃなかったっけ?アダプタがその値段ならもう少し出して、大きくて奇麗、さらにデジタル処理出来るモニタを買った方がお得じゃないのか?Mac ショップ内で店員を前に悩む私です。もう一度冷静に考えるためにいったん出て会社に戻りました。

実は前日にMac mini本体を買った時に、ネット通販ならApple商品が1万円引きになるクーポンをもらっていたのです。これで iPodでも買おうかと考えていたのですが、それを止めてモニターに使うこと視野に入れて再考です。

夕方になって再度Macストアに出撃!こんどは4階の売り場へ直行です。そこで一人目の店員に声をかけて事情を話すと、ぞんざいに棚を指差し「あのボックスですね!」と言うのです。棚に目をやるといくつものボックスがおいてあります。「どれ?」と聞き直すとその場に立ったまま「あれ!」と言うのです!なんだこいつは!わからないから聞いているのに何だその態度は!しかもMacをいじりつつ、こちらに向く様子はありません。私はブチキレ寸前!いかんいかんと思いつつすぐにその場から離れました。全く客をナメたもんですなあ!

しばし、悩みつつフロアをうろうろしていると、ほかの男性店員が声をかけてきました。「何かお探しでしょうか?」言葉遣いも丁寧。声のトーンも柔らかくなかなか良い感じです。すべての事情を話してみたところ、あっさりと「VGAのモニタをお持ちでしたら2,400円のアダプタがございますよ!」あら?なにそれ?今まで誰もそんなこと言わなかったのですが・・・。FireWire400からFireWire800への変換アダプタも同時に手に入れて、全部手に入りました。この店員は合格です!

帰宅後、すぐにセッティングのやり直しです!ところがここに来て新たなる問題が!外付けにしたハードディスクが2個とも認識されないのです!こりゃ〜〜〜困った!そこで再度ケースのマニュアルを読み直してみると、外付けのハードディスクは「マスター」にしろと書いてありました。おおお〜〜〜!!!そうかそうか!両方とも「スレーブ」にしていましたなあ!ジャンパーピンの位置を変更してセッティング完了!これでようやく認識してくれました!

く〜〜〜っ・・・長い戦いでありました!新しいモニタを買うこともなく、なんとか復活できました!もちろんスピードはかなり速くなって、ムービーも大きなサイズでスムーズに観ることができるようになりました。まだまだソフトのセッティング等で問題はあるんだけど、それは徐々になんとかしましょう!

例えば、ソフトのバージョンが古いので、OS10.5では動作不良が出ているのですよ。例えば、フォトショップで文字が入力できないとか・・・。それってダメぢゃん!


本日の結論
腹が立つ店員の確率が50%でしたな〜!

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