「思わず食いついて」 噺その1
現在開発中の「燦駆動」はFUZZ系なのですが、なかなか上手く行かずに手こずっております。安定したサウンドが出てくれないというか、むしろ音がでない事の方が多くて・・・。その原因が掴めず・・・先週末はちょっと苛立ってしまいました。
そこで気分転換にプロトタイプ用としてまたもや変なケースを使ってやってみました。今回使ったのは「KODAKフィルム缶」です。これは業界人(どの業界だよ?)ならすっかりおなじみのムービ用フィルムのスチール缶です。あの有名なFUZZFACEは丸いケースですから、この丸い缶だとFUZZ系なら気分出るだろうと採用してみました。中身のフィルムを使用してしまうと捨てるしかない缶ですので、リサイクルしようとの魂胆です。
缶の加工自体はすっかりおなじみとなっているので何の問題も無くサクサク進み、あっという間に出来上がりました。しかし!基板を組み込んでみるとやはりこれまた音が出ませんでした・・・。ううむ・・・さてこの先どうしたら良いのでしょうかね?どこかで大きな勘違いをしている可能性がありそうな気がします。今週中にはなんとか仕上げたいなあ・・・。
噺その2
円安が進み始めた影響なのか、少しずつではありますが、また海外からの問い合せやオーダーが始まりました。2月中旬を過ぎてから急に7台のオーダーがありましたね。月間15台程度がコンスタントに来てくれると程よいペースなのですがね。
そこで、久々に世界地図に出荷台数を書き込んでみました。南アメリカ大陸にも1台存在します。ジワジワと広がっている感じが何とも嬉しいです。ロシアからオーダーが来れば、かなり塗りつぶせるので楽しいのですがね!中国は面積が広いのですが、実は3台は香港です。香港は別の国みたいなもんですよね。ポルトガルやマレーシアの1台というのも渋い感じですなあ。
噺その3
本日のヤフオクを覗いていたら、珍しいギターを発見致しました。「Dreamcatcher」です。ご存知でしょうか?某有名ギタリストが持っている事は知られています。アメリカ製のカスタムギターです。材が面白くてTOP材はレジンです。つまり合成樹脂という事ですね。かなりハードメイプルに音響特製が似ているそうです。その透明レジンのなかにスー族の「Dreamcatcher」というお守りみたいなものの本物が埋め込まれています。12フレットのインレイもスー族の羽飾りです。
4年〜5年程前に日産のWEBムービーで有名になったギターですが、生産はすでに終っています。工房自体がなくなってしまったからですが、どうも製作していた人物は不法入国していたようで追い返されたらしいとの噂を聞きました。まさかこんなものが出てくるとは思っていなかったので、思わず食いついてしまいましたよ。久々のギター入札です。 さてこんなギターに食いついてくる対抗者は何人現れるでしょうかね?
本日の結論
燦駆動の回路がフィックスできず苛立つ日々であります!
「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。
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