報告的録音所
2009年01月16日 今度はCD化!


Fantasy Records Studio

「このアルバムが世に出れば」

今までに「禅駆動」と「弾駆動」2バージョンのオーバードライブが完成しているのだが、「禅駆動」はもう皆様おなじみのサウンドである。「禅駆動」は気に入っていただいたユーザーも多く、安定したものとなっている。しかし、以前から気になっていたことが一つあった。

それはストラトやテレキャスを使用している「シングルコイル派」の人々の意見である。「禅駆動のGAINがもっと効いて欲しい!」との話が何度かあったのだ。確かに「禅駆動」はハムバッキンを開発時のテストギターにしていた。ハムバッキンでのサウンドをKOREさんに納得してもらい発表した経緯がある。

そもそも「禅駆動」はオーバードライブである。大きくゲインを稼ぐようには出来ていない。強烈なディストーションサウンドが必要であれば「ディストーショナー」を使うべきである。「禅駆動」はローゲインでの微妙なコントロール幅を必要とした方にお薦めのエフェクターであり、プロギタリスト向けのマニアックなエフェクターであると考えている。

そこで、「シングルコイル派」の人々の要望をかなえるために、そしてハム、シングル両方を使う方のために「禅駆動 TWIN CUSTOM」を開発した。これによって「ハム派」もより分厚い倍音やGAINを手に入れることが出来たのだった。しかし!「禅駆動 TWIN CUSTOM」は材料費、製作時間もかかるためにどうしても「価格高騰」となってしまう。

「シングルコイル派」の人々が満足出来るシンプルな「禅駆動」とは何か?基本的な「禅駆動」サウンドを変えずGAINだけを増やせれば良いということになる。そこで開発したのが「弾駆動」だ。より深いGAINが稼げるようになっている。しかし、ローゲインでは今までの「禅駆動」と基本的に同じサウンドである。もちろんクリーンブースターとしても使える。ただし基本のサウンドは、3トーン切替付きで言えばグリーンLEDの「ダンブルモード」にあたるサウンドにした。これはGAINだけの変更ではつまらないと思ったからだ。

ということは・・・現時点で「弾駆動」は3トーンでは作っていない。しかし、要望があって3トーン仕様にすると・・・結局は「弾駆動 3トーン付き」=「禅駆動 3トーン付きのGAINプラスバージョン」になるのだ。なるほどね!

なんてなことをいろいろ考えていたら、またしてもMr.Henry Kaiserから画像添付のメールが届いた。

今日はスタジオでレコーディングしていたという。そのスタジオは「Fantasy Records Studio」というらしい。彼の自宅から10分の距離で頻繁に使っているようだ。届いたのは、そのスタジオの床面に広がったエフェクターの数々とギターの画像である。派手なギターだね!


エフェクターは・・・なんとかコンパクトにレイアウト出来んのかいな?と思ってしまうが・・・。よく見るとアンプはTWO ROCKだね。以下がそのレコーディングメンバーである。

Vinny Golia (saxophones) Weasel Walter (drums)
John Lindberg (bass) Liz Albee (trumpet)
Damon Smith (bass) Henry Kaiser (Guitar)

数々のエフェクターの中に「禅駆動TWIN CUSTOM」が入っているのが見える。一つだけ明らかに違うTOPマテリアルだね!Mr.Henry Kaiserは今回のレコーディングで「禅駆動TWIN CUSTOM」を多くの曲で使い倒したと言っている。このレコーディングはドラマーのアルバム製作だ。ジャンルはフリージャズ。私が聴くにはなかなか難しそうな気配がしているなあ。

このアルバムが世に出れば、海外で「禅駆動TWIN CUSTOM」が使われたCD出版の記念すべき第1号となる。完成したらメンバーのサイン入りで送って!とメールしておいた。さて、どのような結果になるか?楽しみだね〜〜〜!!!



本日の結論
私の分身が海外でも活躍している姿が嬉しいなあ〜!

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