楽屋的表面材
2008年07月06日 久しぶりに作ってみた!

 

「チマチマした作業ではあまり」

昨年の今頃は一生懸命作り続けていた「GAKUYA 1号」だったが、このところオーダーもなく、かといって自主製作するにもあまりモチベーションが上昇しなくて材料を放置していた。さらに、お一人だけ「GAKUYA 1号」を製作してご提供すると約束した方がいたのだが、禅駆動製作が忙しくてその約束もズルズルと引き延ばしていた・・・。

先週木曜日に映画「インディージョーンズ」を観に行った。そこそこ笑える映画でエンタテイメントとしては充分に楽しめたのだが、突っ込みどころも満載であった。エンディングのあの壮大なシーンは「おいおい!こんなオチかよ〜!」と心の中で大声を上げて突っ込んでみたが、皆様はいかがだっただろうか?そんな映画の帰り道、100円ショプに寄ってみた。何か特定のモノを買う予定もなかったのだが・・・。

そこで発見したのは「トーレックス風のシート」だった。ううむ・・・これは・・・あたらしい展開が望めそうだなあ〜!と思わず購入してしまった。購入したからにはすぐにその夜から「GAKUYA 1号」の新作に取りかかったのだった。

内部のスピーカー取り付けの方法も変えて、よりスピーカーの震動がダイレクトに出てくるように処理してみた。LEDの取り付け位置も変更して、交換し易くしてみた。今までのやり方だと、LEDが点灯しなくなっても取り替えが出来なかったのだ。LEDの位置は、GAINノブの0ポイントも示していてなかなか使い易い位置になったと思っている。

さて、内部が出来上がると次は回路の組み立てだが、実は今まで作ってきた「GAKUYA 1号」はすべてユニバーサル基板でチマチマと作っていたのだ。これから先どれだけ作るかは分からないが、そろそろプリント基板にして製作効率を上げようと思い立った。すぐに基板のレイアウトを設計した。フォトショップで製図してプリントアウトし、実際にパーツを重ねて問題が起きないかをチェックして最終的に1枚の生板から12個採れる事が判明。

今朝になり天気がよくなって来たので、太陽光線の紫外線を利用してプリント基板を露光する事にした。このあたりの作業は手慣れているので問題なく進んだ。そして出来上がったのが以下のプリント基板である。「GAKUYA 1号」の内部は狭いので、なるべく小さな基板レイアウトにした。

プリント基板が出来上がれば、もうこっちのものだ!とっととパーツを取り付けて仕上げに入った・・・だが・・・基板をかなり小さく設計したために、いささか不便な箇所が出てきた。パーツ同士がぶつかる部分が出てきたのだ。そこを小さなパーツに取り替えたり、ワイヤの取り付け方を変更したりしてなんとか組み上げは終了。

すぐにサウンドチェックだ。まずはLEDの点灯から。外部電源では問題なく点灯!電池では・・・?あら点灯しない・・・。どこが間違えているのだ?ふむふむ・・・すぐに発見できたので修正完了。次にサウンドのチェックだ!ギターを繋いでみると・・・あら?音が出ない!なんだよ〜!せっかくここまで作ってきたのに〜!自分をののしりながらよく考えたらオペアンプをまだ取りつけていない事実に気づいた。大笑いである!すぐに取り付けて全ての作業が完了した!

サウンドは間違いなく「GAKUYA 1号」だ。ちょっとだけスピーカーのクリーン度が上がっている感じがする。気のせいか?

このように出来上がった「GAKUYA 1号」だ。すぐにお約束していた方のお手元へお送りする事にしよう!お届けまで今しばらくお待ちいただきたい!

今回の作業で分かったのは、やはりプリント基板を作ると作業効率がとても上がる反面、表面材を貼り込むのは結構面倒な作業だという事。特にこのようなサイズのチマチマした作業ではあまりお薦めの処理法ではないと思うな。


本日の結論
基板が大量に出来たのでいつでもかかってらっしゃい!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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