「近いうちに押し掛けるのでよろしく!」
「役者の友達が禅駆動が気に入ったので作って欲しいと言ってるんだけど作ってもらえますか?」と、4月18日にKOREさんから電話があった。「いいですよ〜!」と答えたところ「じゃあその本人が隣にいるんで替わりますね!」とすぐに出てきた方と話をした。
「ケースの色は?シルバーとブラックとありますが、どちらがお好きですか?」
「えっ?弾かせてもらったのは黒いケースでしたが・・・」
「お好みでどちらでも作れますよ!」
「やっぱり黒かなあ・・・」
「実はこのところちょっと暇だったので、何台か在庫を作ったんですよ。
引き取りにきていただければ、実際に弾いてもらってその場で選べますよ!」
「えっ!マジっすか!じゃあすぐにお伺いします!」
「はいはい!それではいつでもご連絡ください。連絡先はKOREさんに聞いて下さいね!」
と、その電話の時点で私は一度相手の名前を聞いたのだが、はっきりと認識しないうちに誰だろうとかあまり気にしないでいたのだが・・・。夕方になり、再びその役者さんから携帯に電話がかかってきた。
「いつ伺ったらよろしいですか?」
「今夜でもいいし、明日、明後日も大丈夫ですよ!」「それじゃあ・・・明日でいいですか?」
「それでは、午前中はつらいので午後1時から2時頃に来ていただければ」
「分かりました!、それじゃ明日の午後よろしくおねがいします!」
で、お約束した2月19日14時になり「隣の7-11に到着しました!」と電話がかかってきたので、すぐに迎えにでた。駐車場までたどり着いてみると黒い車が停まっていた。運転席を覗くと・・・。あららら・・・そこには私も知っていた若い役者さんが乗っていたのだ!
「内田です!はじめまして!」
「はじめまして!」
かくして、当家の防音室へ3人目の訪問者がやってきた。内田氏は自分のエフェクターケースとギターも持参である。チェックするなら自分の機材の方がより正確な判断が出来るからね。
部屋に入れば早速、4台の「禅駆動」を弾き比べてもらった。個体差もあるし、オペアンプの違いもあるので、好きな個体を選んでもらってさらにオペアンプをいくつか乗せ変えて、さらにお気に入りのサウンドを探すのである。チェック開始後30分程でその個体は決定した。さらにオペアンプも乗せ変えて、最終的に1台を決定した。とても喜んでいただけたのは、当方にとっても嬉しい出来事だね。その後は当家に来たギター好きにおなじみの光景となった。弾きたかったギターの試奏である。
D.T.McNaught
まずは「D.T.McNaught 」からこれはとても気に入ってもらえた。私も自分のギター中では今のところ一番好きなギターだね。次に「PRS SANTANA」このがっしりしたネックの太さがお気に入りのようだ。最後に「PRS SANTANA2 」までチェックしてみたところで、やはり内田氏も1番のお気に入りは「D.T.McNaught 」だったようだ。
PRS SANTANA
最後に「FAZZ系は作らないんですか?」と聞かれたので、「1台だけ作ったけど、弾いてみます?」と先月作った「燦駆動」を試してもらった。すると・・・と大音量で延々とチェックが進むうちに「これ!いいっすね!気に入りました〜!大好きです!」と非常に気に入ってもらったのだ。「燦駆動」はそれ1台しか作る気がなかったし、自分でも使う気はなかったので「そんなに気に入ってもらえたのならプレゼントしますよ!」と差し上げる事にした。実は、このパッケージデザインは私もお気に入りなのだがね!
「えっ!まじっすか〜!スンゲエ嬉しいです!」と内田氏は大喜びであった。そして「両親が六本木でレストランをやっているんでご招待しますよ!KOREさんと来て下さい!よろしければ奥さんも!」との申し出でがあったのだ。これは嬉しいご招待だ!是非妻を連れて出かけたいな!近いうちに押し掛けるのでよろしく!
そのような状況で、楽器やエフェクター以外にもいろいろ話し込んでいるうちに3時間が過ぎて17時にお開きとなった。よく考えてみると内田氏は当家の娘より年下なのだ。つまり、私の息子と言える年齢の若者と3時間も二人きりで話を続けられたのは嬉しい出来事だったなあ。私にとっても楽しいひとときだったのだ!
夕方になり帰宅した妻に「内田さんが来たよ!」と話したところ「え〜っ!会いたかった〜〜〜!!!」と悔しそうにしていた。妻はイケメン系の若者好きなのだ!
本日の結論
趣味の世界に年齢は関係ないのだね!
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