進行的防音化
2008年03月27日 すでにここまで進んでいる!
 

「懐具合はしぼみ続ける」

今週月曜日から始まった「禅駆動工房防音化工事」は、連日バリバリ!ギュイーン!と工作音を鳴り響かせつつ作業は進んでいる。休みの日に、隣の部屋でこの騒音につき合ってみたがかなり響き渡っていたなあ。他の階への影響はどうなのだろうか?ちょっと気になる・・・。工事期間はギター類も隔離したし、道具類も全部段ボール詰めしてしまったので「禅駆動」を作る作業が出来ない。私は暇だし進展具合も気になるので、時々現場を覗いては記録用の撮影をやっていた。

気のいい兄ちゃんたち3人が一生懸命になって、私の夢のために作業を続けている姿はありがたくも神々しくもある。画像にあるように天井、床、壁には防音シートが二重に張られている。防音シートはメーカーのデータによると1枚張るだけで15デシベルの減音ができるという。全面それの二重張りだから効果は期待していいだろうな!さらにグラスウールも敷き詰められ、その上から遮音パネルも張られ、仕上げには音の反響調整をする素材の壁材が張られるのだ。なかなか厳重な仕上げである。

デシベル値は「信号強度と基準信号の強度の比の常用対数に20を乗じた値」で表される。つまり、値が20dB大きくなれば、信号強度は10倍になり、逆に20dB小さくなれば、信号強度は10分の1になる。遮音シート1枚で15デシベル減だから、二重張りのさらにその上から遮音パネルやグラスウールが張られるのだから、私の部屋は30デシベル〜40デシベル程度の減音効果が期待出来ることになるのか?そうだとすれば、これで外に漏れる音量は激減するということだ。すごいぞ!もう誰にも「ギターがうるさい!」とか「ギターが下手だ!」とか文句は言わせないぞ!(下手は別の話だろ?)

防音シートは1巻きで19kgもある。重いほど音を遮断出来るそうだ。私の部屋にはその防音シートを20巻使ってあるという。それだけで380kgの重量だ。他の材も入れると、私の部屋の重量はかなり重くなっているなあ。600kg〜700kg程度の増加だろうか?もっとか?

すでに入り口のドアも取り外された。ここには50kg〜60kgの防音ドアが取り付けられる。9階の当家に運び込むだけでも大変だなあ!この防音ドアは工事会社のオリジナルだと言う。防音施工専門会社だけに、ドア自体もかなりこだわって作っているようだ。床面は今までより5cm上がるという。部屋の入り口に今までは段差がなかったが、これからは気をつけないと蹴つまずくことになる!飲み物を持っている時には気をつけねば!私の部屋は今週末に仕上る予定。 その後、娘の部屋、妻の部屋へと作業は進み4月2日にすべて完了予定である。

見積もりには入っていなかったのだが、作業のついでに様々な追加作業のお願いをした。コンセントの数が足りないと感じていたので、1か所増設。テレビのアンテナ線もこの部屋には無かったのでそれも他の部屋から分岐して引き込んでもらった。テレビのアンテナ線と一緒に家庭内LANもこの部屋から2方向へ分岐して引っ張ってもらう。極めつけは、部屋を片付けた時に出た膨大な廃材の処理だ。スチール棚4組、エアコン、その他もろもろを業者が本来処理すべき廃材と一緒に持っていってもらった。もちろん無料で!ちなみに今回工事をお願いした会社のWEBはこちら

9階から駐車場のトラックまでエレベータを使わずに廃材を運ぶだけでも大変なのだが、それを快く引き受けてくれた気のいい兄ちゃんたちに大感謝である!単に防音化作業だけではく、こうやって長年あった色んな問題点が次々に解決して行くのは喜びがさらに増す!仕上がりが楽しみな本日だ!

ところが、反面困ったことにも気づいた。こうやって完成形が見え始めると、リフォーム後の部屋用に家具も全部新調したくなったのだ。・・・。今までは収納にスチール棚を使っていたが!どうもサビが気になってしょうがなかった。次は木製の棚にしようか?それともキャビネットにするか?なるべくなら中身が見えたくないので、キャビネットがいいなあ。でも既に予算は使い果たしているので、あまり高いものは買えないし・・・。

そうだ!IKEAの大型ショップが近いので、観に行くとするか!自分で組み立てる面倒臭ささはあるが、安いし、デザインもそこそこだし。床材をウッディーな明るめの材にしたので、それに会わせてパイン材の棚がいいかね?と夢はいっそう膨らむのである!そして懐具合はしぼみ続けるのである!?


本日の結論
兄ちゃんたちが持ち込んだ数々の木工機材があればSPキャビ自作もできるのだが・・・!

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