引退的一ノ矢

2007年11月24日 ついに引退である!


一ノ矢充 → 松田哲博
「とても美味しい鍋の数々」

今朝の新聞記事でご存知の方も多いだろうが、tanabe.tvの名物登録会員である高砂部屋の力士「一ノ矢」さんがついに引退を発表された。以下に某新聞記事を転載しておく。

まだ館内の空気がひんやりとしている午前11時2分。戦後最年長46歳の序二段・一ノ矢=本名松田哲博、鹿児島県出身、高砂部屋=は入門2年目の佐藤に寄り切られ24年間の力士生活に幕を閉じた。

 170センチ、100キロの小さな体には無数の古傷が刻まれている。それを勲章のように人影まばらな花道を引き揚げてくると「悔いはない」とひと言。涙はなかった。

 「1002回も相撲が取れて幸せ。少しでも強くなりたいという気持ちもあったけど、どこかでけじめをつけなきゃいけないから」

 白髪の増えたまげの下に、穏やかな笑みを浮かべた。

 琉球大学理学部を卒業し、国立大出身初の力士として入門したのは1983年九州場所。まだ国技館が蔵前にあった時代だ。身長が足らず新弟子検査に1度は落ち、「牛乳を1日2リットル飲み、病院でひざの軟骨に成長ホルモンを打ったり、O脚矯正もやった。少年誌なんかに『身長が伸びる』って広告が出てるのもやった」。1番効果があったのはO脚矯正で、それでも「8カ月で5ミリ伸びた」だけ。シリコンを入れて合格した。だからなのか、思い出の一番を聞かれても「土俵に上がったこと。24年間やれたこと」と振り返った。

 昭和以降の最高齢記録を持ち、12月28日には47歳になる。引退の理由は年齢もあるが「1番は嫁さんをもらわなきゃいけないから」。来年2月2日に帝国ホテルで4年前から交際する40歳の女性との披露宴を開く。断髪式も同時に行う。

 今後は高砂部屋のマネジャーを務める。「まげを結わず、まわしを締めなくなっただけ。相撲は人生そのもの。学んだ物理学を生かして、しこの研究は続けます」。相撲とのかかわりは生涯ずっと続く。

 【一ノ矢充(いちのや・みつる、本名・松田哲博)】 1960(昭和35)年12月28日、鹿児島県大島郡徳之島町生まれの46歳。琉球大を卒業し83年九州場所で若松部屋に入門。最高位は三段目6枚目。通算484勝518敗6休。今場所は4勝3敗。同じ60年生まれでは元横綱旭富士の安治川親方が部屋持ちで、弟弟子の親方衆も多くいる。


私は「若松部屋」のホームページ制作を一ノ矢さんにご指導した縁で、おつきあいがはじまったのだが、その後、なんども部屋で一ノ矢さんが作られたちゃんこをごちそうになる機会に恵まれた。とても美味しい鍋の数々だったなあ。私と一緒に参加した登録会員諸氏も多いのだ。

来年早々には結婚もされるという事なので「引退お疲れさまでした!そして、結婚おめでとう!」と申し上げよう!これからもおつきあいは続くと思うので、これからは「松田」さんとして宜しく!


本日の結論
私は何を基準に何から引退すれば良いのだろう?

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。


GO TO HOME PAGE