楽屋的螺鈿造

2007年11月16日 ここまでクドくなった!



「もう造らないぞ〜〜〜っと!」

久しぶりに「GAKUYA 1号」のオーダーを受けたので、ついでに自分用のも作ってみた。自分用にオーソドックスなデザインを作る気は毛頭ないので、どんな風に仕上げようかと考えていたとき、その素材は目の前に転がっていた。

最近立て続けにオーダーされて作っていた「禅駆動 ZEMA風」は、製作中に、 アバロンシートの小さな端切れが出る。小さすぎてなかなか使い道が思いつかないのだが、捨てるにはもったいなくてなんとかしようと、さらに細かく1cm角に切り刻んでモザイク用の材料にした。 そして、GAKUYA用のティッシュケースを真っ黒にスプレーして上からアバロンシートを貼り込んでみたのだ。 これまたゼマイティス風の仕上げである!

本物のゼマイティスギターは結構粗っぽい仕上げである。それをまねした訳ではないのだが、老眼の手作業はチマチマした作業が困難である。当然のように仕上がりは荒っぽくなるのだ。仕上がりはあまり奇麗には行かなかったけど、 まあ・・・こんなもんでしょ(笑)かなりクドイけど・・・。

さらにノブも大きめを用意して、ノブの上の面、ケースの上面にもやはりアバロンを貼り込んでみた。これで「GAKUYA 1号 ZEMA風」完成だ。アバロンシートを小さくカットしたり、並べて貼ったりとあまりにもつくるのが面倒くさいので、この「GAKUYA 1号 ZEMA風」はオーダーがあってももう造らないぞ〜〜〜っと!

さて、話は変わるが・・・。オーダーされていた「禅駆動 ZEMA風」はついにオーダー分が全部完成した。順次発送しているので、週明けには皆様のお手元に届く事になるので、今しばらくお待ちいただきたい!

で、今回の量産作業の中でいろいろ勉強になる事があった。まずは、手作業の配線がかなり奇麗にスムーズに出来るようなっていることだ。これによって無駄なチェック時間を費やす事が少なくなった。やはり数をこなす事で、人は進化するのだね!

さらに、本日になりついに「電動ドリルスタンド」と「電動ドリル」が両方とも当家に届いたのだ!これでようやく「工房」らしくなってきたなあ〜!まずは、プリント基板の穴あけから試してみようかね!その基板を組み込んでみてサウンド的に問題なければ、次からはプリント基板作戦で進行する事になる!さてどうなるか?自分でも楽しみだ!



本日の結論
オーダー分の製作が全部終わると、何となく寂しい・・・!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。


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