大笑的穴開機

2007年11月15日 気になるその後の展開はこうなった!


間違って買った、こいつの運命はどうなるのか?

「笑ってしまう程にパターン通り」

数回前の独断倉庫でいきさつを書いたのだが、簡単に復習してみよう!

回路基板を効率よく作ろうとプリント基板の製作に取りかかった。エッチングまで上手く出来上がったので、次に必要になるのは精密に作業できる「電動ドリル」だった。当家にある2種類のドリルは使えない事が判明。そこで、新たに購入する事を決意したのだった。そんなとき、登録会員から「こんなのがあるよ!」と機種の紹介があった。すぐにWEBショップにアクセスして注文した。

ところが・・・届けられたものは「電動ドリルスタンド」だけだった。肝心の電動ドリルは別売りだったのに気づかなかったのだ!というのもショップのWEBカタログに掲載されている写真には、電動ドリルがセッティンングされているので、当然ながらそれが一式なのだろうと思い込んでいたのだ!以下の画像がそれである。


そこで、追加購入として「電動ドリル」部分を注文したところ、このスタンドに取り付ける専用ドリルは「メーカーで発売中止中になっています」と返ってきたのだ!なに?なんだよそれ?そこで、他のショップにも何カ所か注文してみたが、いずれも「発売中止中」との回答ばかり。ということは、ドリルスタンドだけ販売していて、ドリルそのものは無いってことか?じゃあ、どうすればいいんだよ?私は!スタンドだけいつまでも持ってろってことかよ?

そんな呆然としていたとき、二つの動きが始まっていた。1つ目は私にこの機種を紹介した登録会員の動きだった。メーカー宛にクレームメールを送ったのである!2つ目は私がその後ドリルを注文して「発売中止中」と返事を送ってくれたショップの担当者だった。「他の電動ドリルを取り付けられるのか?」とも質問を送っておいたので、私のクレームを受け止めて「メーカーの営業と掛け合います!」と丁寧なメールが届いたのだ。もちろん、私自身もメーカーへ質問状を送っておいた。

11月12日、ショップ担当者からメールが届いた。

おはようございます、●●●電子 ■■■です
スタンドはAC-D12はSDS-7に取付不可とのことです

ドリルの件ですが現在流通品は回収、
回収品を販売は安全上どうしてもできないとのことです
申し訳ありません

実はドリルのスタンドもドリル回収時に一緒に
行っており回収できていない店舗があったようです
たまたまそれが倉庫番様のお手元にいってしまったようです
この件をメーカーの営業の方に伝えたところ大変驚かれておりました。
もし差し支えなければスタンド購入店を教えていただければとのことです
また、大変申し訳ないとのことでした

そして、メーカーから直接メールが届いた。

XXXXX営業の▲▲と申します。
本件お手間お掛けいたしまして誠に申し訳ございません。

お買い上げ頂きましたSDS−7でございますが、誠に恐縮ですが
SDS−9を交換品といたしましてご用意させていただきますので
「AC−D12」への変更をご検討頂きたくお願い申し上げます。


いろいろ調べて行くうちに、私が当初手に入れようとしていた機種は、安全上の問題があってメーカーに回収された雰囲気が漂っていた。つまり、いずれにせよ他の機種を手に入れた方が良いだろうと考え始めていたのだ。機種変更に従う事にした。どうせならより高機能の機種にした方が良いに決まっている。申し出でを素直に受ける事にしたと意思を伝えたところ・・・。以下のようなメールが返ってきた。

ご配慮感謝いたします。

SDS-9本日発送承りますのでお手数ですがお届け先お教え願います。
お手元のSDS-7は同封いたします回収用送り状にてご返送願います。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

敬具

すぐにメーカー宛に当方の住所と電話番号を送った。これで、スタンドはワンランクアップする事になった。以下の画像は新しい電気ドリルがセットされた状態である!フレキシブルジョイントを使うと、また別の使い方が出来るようだ。ドリル自身も高機能のようなので、パワーがあるのだろうな。すぐに電動ドリルも手配したのは言うまでもない!もちろんメーカーに掛け合ってくれた●●●電子 ■■■さんのショップに発注したのだ!



以上のように、一時期は「まったくなんだよ〜!」と憤慨しかかっていた私だったが、tanabe.tvにありがちな「雨降って地固まる」の展開が今回も繰り広げられたのである!笑ってしまう程にパターン通りにはまってしまった今回の展開であった!そして!その大笑いはさらに加速する事になる!

11月14日夜、帰宅した私は大きな段ボール箱がメーカーのXXXXXから届けられているのを見た。着替えを済ませ、おもむろに段ボール箱を開けてみると・・・なんぢゃこりゃ〜〜〜!!!なんぢゃこりゃ〜〜〜!!!箱から出てきたのは、交換用のスタンドではなく電動ドリルだったのである!なんでだ?なんでだ?これはメーカーからのプレゼントか?そして、メールチェクしてみると大笑いのメールが届いていた!

倉庫番様

お世話になっております。済みません!

昨日発送の件間違えてドリルを送ってしまいました。失礼しました。
本日SDS−9発送いたしますので、お手数恐縮ですがご返送
宜しくお願い申し上げます。本当に失礼いたしました!

さらに追っかけでもう一通メールが届いていた。

倉庫番

何度もメール申し訳ございません。
SDS−9明日着で発送いたしました。
ドリル針DBはそのままお手元でお使いいただければ幸いです。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

敬具

わっはっはっは!そうだよなあ〜!間違いだよなあ〜〜〜!!!この事実に気づいた時、担当営業は焦っただろうな!まあ、別に私に被害が出たわけじゃなし、返送用の専用伝票も入っていたし、これ以上あれこれ言う事は無いのだよ。笑えただけ「モウケ」というものだ!しかも最終的に、消耗品である「交換用のドリル針」がタダで手に入ったのだ!好都合なことにプリント基板専用の1mmと1.2mmの2種類だ。すぐに必要となる部品である!これはささやかなラッキーではないのか?




本日の結論
まじめな方々のご協力により上手く着地できた!皆様ありがと〜〜〜!!!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。


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