経過的禅駆動

2007年10月06日 「Z●N drive」習作プロジェクトはここまで作業が進んだ!


回路は組み上がったように見えるが・・・。

「50%の正解率」

今週から始めた「Z●N drive」習作プロジェクトは、不足パーツを発注した段階で止まっていたが、本日の朝に残りの必要なパーツすべてを、いつもの宅急便しかも当家ではすっかりおなじみの配達人「柳●」様が届けてくれたのである!

すぐに作りかけの回路を仕上げようと思ったのだが、回路ができ上がれば一気にケースへ取り付けたくなるはずだ。しか〜〜〜し!届けられたアルミケースは穴開け加工は済んでいたのだが、表面仕上げは全くされていないものだった。そんな荒っぽいケースで仕上げても、結局そのうち気に入らなくなりやり直す事は容易に想像できる。そんな二度手間をやらないためにもまずはケースを磨く事から始めることにした!

だが・・・アルミケースを素人の手作業で荒削り、中研ぎ、鏡面仕上げと進めていくのはかなり困難である。特に鏡面仕上げはバフ掛けしないと均一には仕上がらないだろう。それには機材が無さすぎる。でも何もしないわけにはいかないので、裏蓋でサンドペーパーがけのテストしてみる事にした。

荒めのサンドペーパーにケースを押し当ててしばしゴシゴシやってみたが、あまりキレイにはならない。このまま作業を続けていたら果てしない時間がかかると判断して、作戦を変更する事にした。まずは電動サンダーでケース全面の大きな傷を取り去り、それから細かい仕上げを手作業すれば良いのではないか?やってみよう!朝っぱらから隣近所ははた迷惑だろうが、バイ〜〜〜ン!!!と電動サンダーの音を響かせながら、作業を始めた・・・。

そして!気づくのであった!鏡面仕上げにするのは手作業ではとてつもなく時間がかかるし・・・この先どうしようか・・・と悩んでいたところ、作業中偶然にも電動サンダーを上手く使うと「梨地仕上げ」っぽく表面処理出来る事に気づいたのだ!これは良い作戦だ!その後は慎重に全面を仕上げていった。30分後に出来上がったのが、以下の画像である!なかなか高級感あふれる仕上がりだぞ〜〜〜!!!ちなみに右側は塗装をしているわけではない。サンダー仕上げのままである!

素人としては、ここまでやれば上出来だろうという程度にケースが仕上がったところで、さあ!次は回路の仕上げである!足りなかった抵抗とコンデンサ、ダイオードまで取り付けて、いよいよ最後のトランジスタを取り付けようとした時だった・・・ある事実に気づいたのである!回路図に添付されていた2枚の図面を見ていた時だった。その2枚には微妙な違いがあったのだ!

 
トランジスタなのだが、よく見るとこの2枚の図面でトランジスタがセットされている向きが逆なのだ!それ以外の部分は全く同じなので、明らかにどちらかが間違っていると思わざるを得ない!ではどちらが間違っているのだろうか?私には解らないのだが・・・。回路を2個同時に製作しているので、実際の基板にAタイプとBタイプでセットしてみたのが下の画像だ。まだトランジスタのハンダ付けはしていないのだが・・・。



さらに確認のため、オリジナルの内部画像を眺めてみた。以下がその画像である。赤丸の部分がトランジスタだが、形状だけで判断するとAの方が正しく見える。だが、それで本当に良いのだろうか?何となく判断に自信が無い今日の私なのだ。

AB両タイプを仕上げてみればどちらが正しいのかすぐに解るのだが、間違っている方を手直しするのに半田を溶かして作り直すのが面倒だ。小さい回路なので、溶けた半田が他のラインに流れ込む可能性もあるので、あまりやりたくない方法なのだ。

さて、どうしようかな・・・と考えていたのだが、50%の正解率を「どちらが正しいんだろう?」としばし悩む楽しみもありかなと、本日の作業はここで寸止めする事にした。これから先はもう少し調べたい事もあるので、しばし研究時間を取る事にする。といってももう少し作業してみたかったので、アルミケースにケースをボリュームポットや、LED、フットスイッチを取り付けてみた。これで完成形が見えてきたなあ〜!


こんな感じで仕上げよう!


本日の結論
もう少しで完成できるんだが・・・!ABどっちだ?

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