片品的感謝状

2007年09月25日 1週間前の出来事!


群馬県片品村 笠松邸

「感動である!」

このところすっかりご無沙汰しているのだが、登録会員に群馬県片品村在住の笠松様がいらっしゃる。笠松様は10年ほど前、片品村にログハウスを建ててご自分の会社を興された。株式会社情報デザインという。そして、このログハウスが出来上がったときに、笠松様のご友人諸氏を招いて伝説のオープニングパーティーが開催された。

メインエベントとなったのは、和田バンドというジャズバンドだった。初めての生ジャズに触れた私はいたく感動したのであった。ちなみに、私はこのパーティーにシェフとして参加した。笠松様に頼まれて参加者100名分の3日間にわたる食事を作り続けたのである。それはそれは過酷な作業であったが、やり遂げたときには達成感があったなあ。その後、和田バンドの東京でのライブに毎月通うようになり、多くの方々と親しくなった。

それ以来すっかり片品村が気に入った私は、気が向くと時々車を飛ばして片品村に出かけるのがストレス解消になっていた。このログハウスでは、私は常に料理担当である。ログハウスを自由に使わせてもらう代わりに、私は調理という労働でお返しするのだ。労働と言いつつもそれがストレス解消になっていたのだが。

以来、10年間にわたり9月中旬の連休になると「恒例笠松邸青空ジャズ祭り」はずっと開催され続けて通い続けていた。だが2年半前に「鬱」が発症した私は、長時間の運転が怖くてすっかり遠出が出来なくなってしまった。一人では30分運転するのが今は精一杯である。そんなわけで一昨年と今年の「恒例笠松邸青空ジャズ祭り」には参加できなかった。今年は特に夏風邪をこじらせて寝込んでいたせいもあるのだが。

そんな片品村の笠松様から今年開催された様子が写真で知らされた。ほほう!今年は餅つきもやったのか〜!楽しそうだね〜!参加者の顔ぶれを見ていると、みんな歳とったね〜!とか、おおお〜〜〜あの子がこんなに大きくなって〜〜〜!!!とか懐かしい感覚が沸き上がるのであった。


そして先日、笠松様から小包が届いた。毎回このパーティーではオリジンナルTシャツが製作され、参加者に配られるのだ。参加できなかった私の分と妻の分までちゃんと忘れずに送っていただいたのだ。Tシャツを手にして感動する私であった。人に忘れ去られていないという感覚が「鬱」にはとても嬉しいのだ!

さらにもうひとつ、嬉しい贈り物があった。以下の画像ををご覧いただきたい。

株式会社情報デザインが10周年にあたり、いままでに様々な形で関与していた方々に対して感謝状が発行されたのである。もちろん、今回のパーティー会場で一人一人に手渡されたものなのだが、参加できなかった私の分もちゃんとお送りいただいたのだ。

人生で感謝状を受け取ったことは今までにあっただろうか?ううむ・・・思い出せない・・・ということは一度ももらったことが無いということだね! そうか〜!これが人生初の感謝状か〜〜〜!!!。


感謝状授与式風景

片品村は1か月後にリンゴ狩りのシーズンとなる。これまたこの9年間毎年通っていたのだが、今年はどうしよう?妻と交代で運転してなんとか行きたいなあ。完熟のリンゴを樹から直接もいで食べるのは毎年の秋の楽しみだったのだ。カリッとした歯触りがたまらんぞ〜〜〜!!!

そういえば、毎年片品村の「片品林檎亭」でリンゴの樹のオーナーになっていた私だったが、今年の申し込みの時期にすっかり「鬱」で気持ちが盛り上がらずオーナーになる手続きを忘れていたのだった。久々に「片品林檎亭」のご主人にご機嫌伺いのメールを出したところ、なんと驚くことに、私がここ4年ほどオーナーをやっていた林檎の樹は、あえて他の方に今年のオーナー設定をしないでそのまま育てているというのだ!商売抜きでの対応に感動である!ここでもまた私の存在を忘れないでいてくれた方がいたなあ・・・。



本日の結論
人々から忘れ去られないために、日々更新しているような気がしてきたなあ!

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