会員的生演奏

2007年07月29日 2年ぶりに楽しんだ!

百合ケ丘の一夜!


「さらに筐体内部がピッチピチ」

昨夜は2年ぶりに懐かしいメンバーのジャズライブを楽しんできた。会場は小田急線「百合ケ丘」の「モダンジャズQ」というライブハウスである。今を遡ること10年前に知り合いになったジャズ・プレイヤー達が久々に集合したのであった。特に、ギターの「登録会員00035橋本様」は、かつてtanabe.tvに出現頻度が高い方だったが、仕事の関係で現在はアメリカのニュージャージー在住である。夏休みで一時帰国されたので、かつてのメンバーが引っ張りだしたという訳だ。

サックスの「登録会員00180 和田K3様」も昨年度まで数年間、広島県に単身赴任されていたがこの春から再び東京に戻ってこられた。ベースの「登録会員00096 松本様」はずっとライブ活動をされていたようであるが、私はここしばらくお会いすることがなかったのだ。皆さんと最後にお会いしたのは2005年2月のライブだったと記憶している。


メンバーより「GAKUYA 1号」の方が大きく映っているな〜!

ギタリストに会いにいくとなれば「GAKUYA 1号」を持っていき試奏してもらうのは当然の行為である。サックスの和田さんからも「例の小さいギターアンプは持ってきました?」と顔を合わせるなり聞かれたのだった。皆さん気になさっているようで・・・。やがてライブは始まり、手慣れた感じのジャズはゆったりと楽しんでいられた。

1時間後、ライブの休憩時間へ突入した。さっそくギタリスト橋本様に「GAKUYA 1号」の試奏をお願いした。評価はデザインを含め、そこそこ良かったのだが、TONEの効きが悪いことを指摘された。それは私も感じていたので、すでにパーツを手配し改善策はたててあるのだ。

その場に居合わせたほかの方からも「このアンプいいですね〜!部屋で練習するのに使えますよ!いい歪みしているし、友達がロックギタリストしてるんだけど欲しがるだろうあ・・・。ところで、これはいくらするんですかあ?」と質問された。当然のように「これは自作品なので売り物じゃないんです。量産もしないし・・・だから値段もありません」と答えておいた。

そもそも「GAKUYA 1号」は「鬱のリハビリ」のために手慰みで作り出した私のオリジナル・アンプである。今までに4台製作したが、回路はプリント基板ではなくすべて手作業でハンダ付けしているし、1台いちだいユーザーに合うように仕様を変更しているので、もし商品として販売するとなると、材料、人件費、開発費を計算すれば、1台あたり1万円以上になるだろうな。こんな価格じゃ買う人はいないと断言できるぞ!

「GAKUYA 1号」はディストーションが出やすいアンプなのであまりジャズ向きではない。橋本様もそこが気になったようで「中音域が豊かで歪みの少ないのはできませんか?」と聞かれた。そうなるとオペアンプを変えなければならない。一からの出直しとなる。またしても立ちはだかる壁への新しい挑戦だ!よ〜し!やってやる!やってやる!!!「GAKUYA 1号 JAZZ 」を開発してニュージャージーに送りつけてやるぞ〜〜〜!!待ってろよ〜〜〜!!!(いつまで待つんだよ?)

ちなみに、TONE改善のために回路データを探していたら、以下のようなデータが見つかった。これをもとに既にパーツは2つのショップに発注が終わっている。数日中に届くので、届けばすぐに改善策を施してみることにしよう。ただし、この回路だとTONEがBASSとTREBLEの2チャンネル必要だ。そうなると、VOLUME ,GAIN , BASS, TREBLEの4ノブ構成で仕上げなければならない。さらに筐体内部がピッチピチに詰まった構造となっちまうなあ〜!





本日の結論
こうやってさらに自分を追いつめるのである!

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