2007年04月27日 分析が進み・・・！
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こいつのクローンは出来上がるのか？
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「これが素人の悲しさである！」 前回の続きである！
以下の画像にある「SMOKEY AMP」のクローンを造ってみようと筐体をバラし中身を取り出し、回路を読み取ろうとしたのだが、いかんせん素人が初めて行う作業である。そう簡単に行くわけがない。ただ判明したのは、2個のコンデンサと1個のICが使われているという事だけだった。
電子工学に詳しい方々にはお笑いでしかないだろうが、私は無知を無知としてチカラワザでなんとかねじ伏せてみようと、まずはICの機能と8本ある端子の意味を調べた。しばし苦悶したが・・・なるほど！そういう意味だったのね！ と1日経ってからようやく理解をはじめたのだった。そして理解した結果、徐々に回路の全体像が掴めるようになり、この回路は信じられないほどシンプルであるという事が判明した。今までWEBで探した基本的なアンプの回路図に、ここまでシンプルな物は一つも存在しなかったのだ。本当に私が解析した回路で作動するのだろうか？この時点では疑心暗鬼でいっぱい一杯の私なのである！
そして！ついに「SMOKEY ANP 」の回路を書き出す事に成功した。自信は無いのだが・・・たぶん合っていると信じて・・・・。とりあえずこの回路に従って仮組して音が出るかどうか確認しなければならない。以下が手探りで書き出した回路である！早速テスト作業をはじめた・・・。
まずはICである「NJM386D」の端子に2個の47μFのコンデンサを直につなげた。老眼には辛い作業である。眼鏡を外して裸眼で勝負だ！次に必要な端子にそれぞれコードを足してテスト作業をしやすくした。とりあえずスピーカーは小さな物だが貰い物のオーディオ用があったので、それで代用だ。鰐口クリップでアース関係をまとめた後に、ギターから延びているシールドコードのプラグに繋いだ。最後に電池を繋いで回路は完成である！ではギターを弾いてみよう！
おろ？おおお・・・。なんだ？なんだ？ノイズしか出てこんぞ！やはりこの回路は間違っているのか？くっそ～～～！と思った瞬間、アースに繋いだ鰐口クリップが外れている事に気付いた。いかん！イカン！と慌てて再度接続！ノイズが消えたぞ！もう一度ギターを弾いてみると・・・うふっ・・・うふふふ・・・わははは～～～！！！出たぞ～～～！！！ディストーションサウンドが出たぞ～～～！！！配線が長くてむき出しなので、テレビや蛍光灯、コンピュータのノイズを拾いまくっているが、まさしく「SMOKEY AMP」の激しい歪み具合である！嬉しいぞ～～～！！
ではちょっとギターのボリュームを絞ってみようか・・・あら？あららら？なんか変な音だ・・・。なんかふらつきがある！どうもこの回路だとフルボリュームで 使うことが前提のような感じだなあ。試しにIC端子の1と8の繋がっている部分を外してみた。おろ？おろろろ？？？？こりゃあ素直なギターアンプに変身したぞ！だがフルボリュームにしても歪みは少ない。深夜練習用のアンプにはこちらの方が良いかもしれんなあ！
そうか！1と8の間にボリュームを付けて抵抗を可変出来るようにすれば、GAINの調整が出来るってことだな？さっそく試してみよう！手持ちのボリュームポットを取り付けて試してみたところ、どうも案配が悪い・・・というか音が変だ。そうか・・・ここに10μFのコンデンサを直列に繋ぎ込む必要があるんだな！あいにくそれは手持ちがないので、材料を手に入れてから次回のテストでやってみよう！
てなことで『SMOKEY AMP」のクローンはチカラワザで完成しそうな気配だ。きちんと素敵なケースに収めて完成させるとしよう！思いついた当初はどうなるかと思っていたが、現物と他の基本的な回路を参考にやってみたら何とかなっちまったよ！しか～し！完成し音が出た今になってもまだ、本当にこの回路で良かったのだろうか？と疑心暗鬼はぬぐい去れない・・・。これが素人の悲しさである！もし「同じパーツでもこうした方が良い！」とご存知の方がいらっしゃれば無知な私にお教えいただきたい！ちなみに、今回の総費用は？このテストの為に購入した1個分の材料は以下の通りだ。
NJM386D 1個 105円
47μFコンデンサ 2個 230円
006P用電池スナップ 1個 42円
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TOTAL 377円
さらに、仕上げる為には出入力ジャックやケース等が必要だが、追加費用はたぶん400円以内だろうな。てなことで「SMOKEY AMP」のクローンは800円以下で出来ると判明したのである！チャンチャン！
本日の結論
結構安い遊びである事が分かった！次もなんかやってみようっと！------------------------------
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