「電子メディアの衰退は」 娘が突然「はい!お下がりだけど携帯電話あげる!」と、今まで使っていた携帯電話機を私に差し出した。見た目にも奇麗で、まだ数ヶ月しか使っていないはずなのだが・・・。聞いてみると、新しい携帯電話を手に入れたので、使わなくなった古い方を私にくれるというのだ。
先日私は、ワンセグ携帯電話を娘からもらったばかりだ。それなのにすぐまた新しい携帯をもらってもなあ・・・。今目の前には、私の携帯電話が4台も置いてある。いずれも娘からもらったモノだが。どれを使っていいのか迷ってしまうなあ!
で、娘が携帯電話をまたもや買い替えた理由が「カメラの画素数が多くなって、メモリの容量も増やした!」というのである。そりゃあ、画素数が多い方が奇麗に写るのでそれに越した事はない。でもメモリを増やしてどうするというのだ?そんなに使っているのか?すると、娘は膨大な量の音楽や画像を携帯電話に溜めておくらしいのだ。さらに動画もたっぷり撮影したいと言う 。
その新しい娘の携帯電話に入れてあるメモリは「microSD」だ。今までの携帯では「miniSD」を使っていたようだが、さらにメディアのサイズが小さくなっていたのだ。試しに人差し指に乗せてみると爪のサイズよりも小さい。以下の画像が、「microSD」のほぼ原寸大である。ちっちゃ〜〜〜!!!
そして、サイズの驚きのあとに容量でも驚いてしまったのである!なんとこのメディアサイズで「2GB」だという!うっへ〜〜〜!!!私が生まれて初めて買ったハードディスクは120MBだったぞ!あのころ11万円はしたなあ・・・(古い話はやめろよ〜!)ちなみに今私が携帯に入れているminiSDは128MBなのだが・・・。これでいまのところ容量は充分だしなあ・・・。
スマートメディアが出現して、メモリメディアが切手サイズになったとき「ここまできたか〜〜〜!!!」と感動したものだが、やがてSDが発売され、その後miniSDが出現した時に「このサイズじゃ、すぐに紛失するぞ!」と取り扱い限界サイズであると思い、これより小さいメディアはもうでてこないよなあと考えていた私である。それがさらに小さくなったのだ。しかも「2GB」と大容量である。
今後近いうちに「microSD」の容量は4GBや8MBの物が低価格で出現するに違いない。さらには12GBとなり24GBへとエスカレートするだろうな。そうなると、HDVの記録メディアはハードディスクやテープである必要はまったく無くなるなあ。「microSD」は取り扱いが簡単で軽量だし。何てったってかさばらないのが嬉しい!そうか・・・スマートメディアやminiSDさえ、もうVHSと同じような待遇になりつつあるんだなあ・・・。電子メディアの衰退は早いもんだ!「microSD」でさえ数年後は生き残っているかどうかわからんぞ〜〜〜!
本日の結論
今後発売される携帯電話は「microSD」対応機種だけになるらしい!
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