保険的安値化
2006年10月12日 自動車保険料はどう変化するのか?

この愛車に対する保険料は?

「差額はとても大きいのである!」

自動車保険が今月末に切れるので、更新のお知らせが保険会社から先日届いた。いままで当家が払っていた自動車保険は、ずいぶん前からお世話になっていた保険会社で長年にわたり継続加入しているのものだ。勤務先で多くの方がまとめて入っているために団体保険扱いとして安くなっているという話だった。

当家が支払っている毎年の保険料はほぼ20万円程度だったのだが、今回の更新で¥185,620-になるという。今期事故が起きなかったので10%程度安くなったと思われる。これは嬉しいお知らせだなあ。と考えていたのだが、ふと考えた・・・。私は休職中で毎日暇こいている。そこでテレビを観る時間が異常に多いのだが、現在昼間のテレビで一番多いCMは保険会社である。そこでのお知らせの内容は「自動車保険が安くなる!」というモノが多い。

しかもCMで紹介されるケースだと、自動車保険料が7万円とか4万円代とかでかなり安いのだ。私が払っている金額とは大きく違っているのである。ううむ・・・なぜだろうか?非常に気になるではないか!

現在の保険が切れるまでにまだ少しあるので、モノは試しだ、他の保険会社はいったい同じ保証内容でどのような金額を提示してくるのだろうか?本当に安くなるのだろうか?と見積もりを各社に要求してみる事にした。現在では一か所のWEBで見積もり依頼すると、数社一斉に連絡が行き、まとめて見積もりが取れると知ったので、さっそく保険見積もりWEBにアクセスしてみた。

手元には現在の自動車保険証書を用意し、現在の保険と全く同じ保証内容になるように指示に従って各種情報を埋めて行った。10分後すべての書き込みが終わり、データを送信した。私の保険内容だとこれで8社から見積もりが届くと言う。と、待つ事数分でメールチェックしてみると・・・おおお〜すでに4社から見積もりが届いていたぞ!

保険会社によっては、WEBから契約を申し込める会社も多い。そのような会社はメールでの見積もりの返しが早い。自動的に計算して返信するシステムだね。その他の会社は数日後郵便で見積もりが送られで来た。さて、全社が出揃ったところで見積もりの比較である。するとそこに驚愕の事実が発覚したのである!

私が今まで20万円以上払っていた内容と同じはずなのに、届いた見積もりで10万円以上の保険会社は1社も無かったのだ!なんだよこりゃ〜〜〜!!!つまりこれらの見積もりによると保険料は今までの50%以下になるのだ!いったいなんだよ!今までの保険は安かったんじゃないのかよ!

ううむ・・・いかんいかん!と気を取り直し、再度見積もりを精査し始めた。一番安い価格を提示したのはどこだ?すると、一番最初にメールで見積もりを返してくれたA社が最安値だったのである!しかも約7万円だったのだ。これだとなんと今までの30%ちょいで済むではないか!ううう・・・なんてこったい!最終確認のためA社のWEBにアクセスした。既にそこには私専用の見積もりページが出来上がっていて、以前入力したデータがすべて掲示されていた。さらに見積もりは、保証内容を追加したり削ったりして保険金額の変化を確認する事が出来るようになっていた。

そこで、しばし保証内容をいじりまくり金額のシュミレーションをしてみたところ、もう少し内容を増やしても問題ない金額で済む事が分かった。で、最終的に決定した保証内容で金額は¥76,830-が表示されたのだった。これならまったく問題ない保証内容に、ロードサービスも付き、ついでに事故ったときの弁護士費用まで補償されるのだ!至れり尽くせりである!

¥185,620- が ¥76,830-

いままでの保険会社の契約更新をそのままやっていれば、大損するところだったなあ! ところで、なぜにして同じ保証内容でここまで金額が違ってくるのだろうか? とても理解できない料金設定である。 さらに保証内容を絞り込めば4万円代にまで下がる事が可能だと確認できたが、さすがにそこまではやる必要は無いだろうと、金額は¥76,830-で確定し、さっそくA社に契約を申し込んだ私であった。

いままで長年にわたり自動車保険のお世話になっていた保険会社には申し訳ないが、これだけの金額の差は見逃す事が出来ない。担当者とは懇意にしてもらっていたので残念ではあるが、休職中の身の上ではこの11万円近い差額はとても大きいのである!



本日の結論
自動車保険契約を見直してみると面白いぞ〜!試しにWEBで見積もりを取ってみよう!

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