包装的廃棄談
2006年02月14日 こんな日なんだけど・・・。


夕方に食べると効果的だ!

「美味しいのだが、」

本日は定番ネタとしてチョコレートに関することを書くべきであると考えたのだが、あいにく私に今年も大量のチョコレートが届くことはなかった。あったりまえの現実である。会社でささやかにチョコレートをコーティングしたお菓子が1個届いただけだ。いわゆる「義理タイプ」って奴だ。世の中で出回る一番多いタイプである。いまさら愛情をたっぷり練り込んだ自作手作りチョコレートを会社でもらっても始末に困るのだが。

チョコレートにも賞味期限はある。生物(なまもの)である。大抵は夏の暑さを通過すると分離してとても食べられたものではない。つまり今年のバレンタインデー用チョコレートは今年の2月14日を過ぎると来年再利用出来ない。明らかに商品価値は無くなるのだ。それでは世の中に大量に売れ残ったバレンタインパッケージのチョコレートはどうなるのか?それは廃棄するしかない。某埋め立て地へ持ち込まれ各社ともトラックいっぱい捨ててしまうのだ。これは実際にその作業に携わった知人から聞いたものだ。その日売る為のパッケージが、一日にして捨てなければならないパッケージと変化するのだ。もったいないがそれがメーカーの現実である。

子供の頃、チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出ると言われた経験は、多くの方々があると思うのだが、医学的にそのような鼻血効果はチョコレート成分には存在しないと某テレビ番組で医者が言っていた。子供が食べ過ぎないように親が勝手に言っているだけに過ぎないわけだ。食べ過ぎると、本当に鼻血が出るチョコレートを開発したら、世間はどのように評価するだろうか?

子供の頃、友達と学校の帰り道でじゃんけんをしてパーで勝つと「パイナツプル!」と大股で先へ進み、グーで勝つと「グリコ!」チョキで勝つと「チヨコレイト!」だった。つまりパーでもチョキでも勝てば6歩進めたのだが、グーだと半分の3歩である。しかもグーだけ「企業名」であるところが何とも不思議なじゃんけん遊びだったなあ。子供たちはまだそんな遊びをやっているのだろうか?

一時期は油脂分で太ると言われたチョコレートだが、最近はポリフェノールが含有されていて、健康にも良いと報道されてから大人が気軽に口にするようになったように感じる。私の経験から言えば「精神安定」効果もあるような気がする。夕方になり血糖値が下がって一寸イライラした時に数切れ口にすると気持ちが穏やかになるのだ。食べ始めると止まらなくなるのが私の悪い癖だが・・・。「ギャバ含有増量チョコ」がサラリーマン向けに発売されている。私も試してみた。美味しいのだが、あっという間にひと缶分食ってしまうので、体重には危険である!


チョコレートは子供の頃あまり口にしなかった気がする。最近になり頻繁に喰っているような気がするなあ。そう言えば、明治のマーブルチョコレートが発売されたころ憧れたなあ!容器を開ける時のポン!という音がうらやましかった。30円だったが、田舎の子供には一日の小遣いでは買えなかったのだ!1日の小遣いが10円の時代である。今の子供に10円渡したらなんて言われるだろうか・・・「ケッ!10円だってよ!」とバカにされておしまいだろうか?

パッケージと言い、味といい、私の思い出す限り原体験チョコレートは「明治の板チョコ」に尽きるように思う。サーカスを見に行った時、父親に買ってもらった気がするなあ。記憶の遠い彼方の話しだがね・・・。いまでも大きめの「明治の板チョコ」に憧れている私だ。時々無性に買いたくなる時があるなあ。





本日の結論
恵方巻と言い、バレンタインといい、みんな踊らされてるなあ・・・。

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