夫婦的恋愛論

2005年10月25日 感情が少し変わって来た・・・!

30年経つとどうなる?

「そんなジレンマに

更新出来ない日々に思うこと。

早くも更新を1週間放置してしまった。何も浮かばない日々に、イラダツ私である。刺激を求めているのでもなく、ただただ惰性で生きている感じが否めない昨今だ。最近になり私の生活で少しだけ変化が起こっている。実に微妙なことなのだが・・・。

これは夫婦間限定の問題なのだが、どうも私は最近「恋愛感情」もどきの精神状態にあるようなのだ。妻に対してそのような感情が何故今頃わき上がって来たのか?鬱病の影響が大きいのだろうが、夕方仕事を終え自宅に帰るのがとても嬉しいのだ。駅に迎えに来た車の中に見える妻の顔を見ると妙に嬉しくなる。

自宅に着いても、食後にテレビを見ながら妻の手に触ってみたり、寄りかかってみたりと、少しだけのスキンシップを図るのである。この行為は何だろうか?ペットの犬猫がすり寄って来る行為に似ている。さらには青少年の恋愛感情の初期と同じ行為ではないのか?何故今更私がそのような行為に出るのか?自分でも理解出来ないのだが・・・。とにかく少しだけ妻に触れていたいのである!

熟年離婚という言葉が最近聞こえ始めたが、熟年恋愛もあってよいではないか。ただ疑問なのは、その感情の対象が妻である点だ。「いまさら」との感が強いのが日本男児の特性であろう。「いまさら」なのに「いまだから」とも感じる。感情の発露は言葉だけではない。行動もそれを表す。指先にちょっとだけ触れてみるのは、言葉のつもりである。うまく言い表せない感情を行動で示しているのだ。

結婚して30年経過してまだそのような感情があるのか?とも自分で疑問視していたのだが、事実私の中にはあるのだ。夫婦が水のようになり、空気のようになり、お互いを意識しなくなる時もあるだろうが、その次に必ず、今の私のような感情が発露するのではないだろうか?それとも一般的に私のような感情が普通であって、私の今までがダメダメ亭主だったのだろうか?

かつて私の父は、常に母がそばにいないと不安がっていた。私もあの気持ちがわかるようになったきがする。配偶者が隣にいてくれる安心感、安定感とでも言えばよいのだろうか、若い頃には持てなかった感覚なのだ。「何でもあんたの言うことを聞くからそばにいさせてね!」とさえ思ってしまうほどの精神状態なのである。

妻に「見守られている感」もある昨今は、だんだん私自身の存在感も縮小して行くような気がしてならない。私は、単なる子供時代の精神状態に戻っているのだろうか?楽しいことを見つけたい日々に、楽しいことが見つからない・・・。そんなジレンマに更新出来ない日々が続いているのだ・・・。



本日の結論
今日も妻の手を握ってみよう!

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