2005年06月02日 大人の世界を経験する!
例えばこんな店でヤキトリやモツを喰うのは旨いっすよね!
「大人の世界」若い人々は焼き肉屋で飯を食うケースが多い。ことあるごとに焼き肉だ。ハラミは確かに旨い!牛の横隔膜である。他にも胃袋や、大腸、小腸、心臓に肝臓、睾丸に子宮に尻尾などほとんどの牛の内蔵を食っちまうのだ。実に旺盛な人類の食欲である! 焼き鳥も日本文化として侮れない!私は大好きである!田園都市線鷺沼駅から徒歩3分にある串焼「匠味」のモツ煮込みは絶品であると私は想う!
さて、ここに一つの事実がある。実際に最近私の近くで起こった話だ。 とある主婦の談話である。結婚された娘さんが出産のために実家に戻って来た。そして、産院ではなく実家で出産することに決定したのだが・・・。出産をすると必ず子供が生まれた後に「後産」呼ばれる胎盤が出て来る。胎盤は胎児を育てるためのベッドとなっているのだが、生まれてしまえばもう必要なくなる。通常は捨ててしまうのだが・・・。胎盤は見るからに新鮮で旨そうだったと言う。
この家族はその出産されたばかりの「胎盤」に塩こしょうを施し、親姉妹御本人で焼いて食っちまったのである!胎盤には出産後の体力低下を補う栄養、 子宮の収縮を促す成分、母乳の分泌を促す成分があるそうだ。それはそれは新鮮な内蔵肉だけに美味しかったと母親から報告があった。世間では「胎盤料理」と呼ばれ、かなりの頻度でこっそり行われている行為のようだ(そうか〜?)どうもこの感覚は私には理解しがたいのだが・・・。
というのも「胎盤料理」を「もつ焼き」として判断すべきか、それとも「人肉食」としてとらえるのかで、スタンスが大きく違って来ないか?とはいえ、家族が肉親の体の一部をリサイクルするのである。異常ではない。理にかなった「胎盤料理」ではないのか?究極の家族愛とは言えないだろうか?私もその場にいたら必ず食っていただろうなあ!なんだか、悟りきった「大人の家族」の話である!
初めて煙草を吸ったとき、頭がクラクラした。こんなモノは吸えねえよ!と思ったがしばらくして仲間に誘われ吸っているうちに、体になじみだし飯の後に一服する習慣がついてしまった。若い頃の話である。大人の世界に片足を突っ込んだ気がしたなあ。そして、数年後24歳の夏にタバコをやめた。完璧に止めた。それから3年間はタバコを吸う夢を見てうなされることもあったが、さすがに3年を過ぎるとそれもなくなった。もっと大人に成長した感じがした。
私は若い頃、酒が飲めなかった。父もそうだったので体質なのだろう。だが、仕事上ではそうも言っていられないので、煙草をやめた後に酒の訓練を始めた。どの程度飲めば二日酔いになるのかがよくわからなかったので、いきなり一晩でウイスキーのボトル半分ほどストレートで飲んでみた・・・。皆様の予想通り見事に翌朝は地獄を味わった。これが大人の二日酔いの世界か〜!と妙な感動を覚えたなあ。一日中ぶっ倒れ続けたが・・・。 そして、30過ぎにはある程度飲めるように成長した。
生まれて初めてバーでボトルキープしたとき「大人の世界だな〜!」とこれまた感慨深いものがあった。だが・・・40歳を過ぎたあたりから少し酒に溺れるようになった。バブル崩壊もあり、辛い日々が続いたせいだ。やがて45歳を過ぎたとき突然「痛風」がやって来た。「もつ焼きとビール」の生活があまりにも長期にわたり続いていたせいだ。特にビールは浴びる程飲んでいた...。激痛の中で私は誓った「もう一生ビールは飲まない!酒も飲まない!」これは見事な中年の世界だな〜〜〜!!!と切ない感慨にふけったのである!そして誓い通りそれ以来8年間酒は飲んでいない。こうなると私はもう「聖人の世界」である!(おいおい!聖人かよ〜!)
本日の結論
胎盤料理を一度試してみたいなあ!私の唯一のチャンスは娘の出産時か?(っていつだよ〜?)
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