2005年05月15日 このような時どちらを選択すべきか?
「実は知ってたんだよ〜〜〜!!!」かつてこの様な話を聞いた事がある。アラブの石油王が乗っていた某イギリス系超高級車の灰皿が、吸い殻で一杯になってしまったので新車に買い替えたと・・・。この話はガセネタだろうとバカにするか?それとも「ありえるよなあ〜!」と納得するか?貴方はどちらだろうか?
あるいは、あんまり忙しくてエアチケットを手配している時間がないので専用ジェット機を購入した某社長。などと・・・そんな話もチラホラ聞いたような・・・。このような金持ちの話は私には一切関係ないのだが、本日それに似た状況が生まれたのでご報告しよう!もちろんそこに登場する金額は笑えるほど低いので安心するように!(誰が安心するんだ〜?)
気付いたのは昨夜の事だった。Macで作った画像データをプリントアウトしようと、スイッチを入れて、用紙を差し込みプリンタのスタンバイが終わるのを待った。いざプリントが始まり、出てくるのを観ているとなんだか変である。明らかに予定していた色が違うのであった。違うというよりむしろヌケていると言った方が近い状況だった。もしやと思い、プリンタを開いてみると・・・。
インク6色のうち、マゼンタ、イエロー、ブラックが消耗し切っていたのである。シアンとフォト用2色が残っているだけだったのだ。これでは真っ当にプリントできるわけが無い。前回プリントした時は問題なかったので、本当に突然使い切ったようだ。使用していたプリンタは、Canon BJ F850である。
本日になり、昼食を兼ねて外に出つつ、行きつけの大型電気店にインクを買いに行ってみる事にした。もちろんインクの品番はメモして行ったのだが・・・。3階にあるコンピュータ用品売り場を探してみた。Canonの指定インクがなかなかみつからない。まいったなあ・・・プリンタが古いとインクも売っていないのか?そんなわきゃあ無いよな!まだせいぜい数年しか使っていないのだし!と言っても4年くらいか?
店員に声をかけ、専用インクの売り場を聞いた。ちょいと離れたところに有ったのだが、店員によると「純正」と「汎用」があるという。1本あたり100円程度の価格差があるようだった。まずは汎用を探してみたら、なんと私の探している専用インクは「汎用」には存在していなかったのだ!ううう・・・純正を買うしか無いなあ・・・。で、純正を見つけたのだが1本が約1000円である。必要なものは3本だから約3000円だ。念のために必要な6色全部買そろえると6000円となる。
全部買う事はないだろうと、とりあえず最低限ひつような3色分のインクを握りしめレジに向かった。そのとき、プリンタ売り場の横を通ったのだが・・・。あら???あららら???なんだよこりゃ〜〜〜!!!なんだよ〜〜〜!!!なんだよ〜〜〜〜〜〜!!!
そこにあったCanonの新型プリンタが12800円で販売されていたのである!私が買おうとしているインクは3000円。ワンセット6色全部買えば6000円なのだ。予備のインクまで買ったとすれば・・・。新品プリンタにはインクがワンセット必ず付いているはずである。おいおい!プリンタの本体はいったいいくらの価格なのだ?
そこで、店員を捕まえて聞いてみた。根掘り葉掘り聞いてみた。そうすると私が必要としているプリンタはその一番安いプリンタではない事が判明した。詳細は省くが、では私がこれであれば許す!と言いたくなるプリンタはどのクラスのものなのだろうか?
価格の低い方から観て行くと・・・あらら!すぐに「これなら許す!」という機種が見つかったのである!Canon PIXUS iP4100という機種だった。文字印刷専用のブラックインク付きなので、画像と文書の印刷でインクを使い分け、無駄が出ない仕組みだ。これが特売価格15800円である。インクの価格を引くと・・・。なんだよ〜〜〜!!!本体価格の実態は1万円ぢゃね〜かよ〜〜〜!!!(その後調べてみると、通販では15000円〜20000円程度で販売されているようだった)
てなことで、もうお分かりだろう!インク代金惜しさに私はプリンタそのものを買ってしまったのである!例えれば、ガゾリンだけを買いに行ったのに、GSに展示されていたガゾリン満タンの車をつい買ってしまったようなものか?(違うと思うが・・・)以下がその機種のカタログ画像である。
この機種を選んだ根拠の一つに、DVD/CDダイレクトプリントがある。最近かなりの確率でCD用ラベルを印刷していたので、その専用用紙もけっこうバカにならない価格なのだ。それがダイレクトに印刷できればさらにプリンタ価格は安く感じられるというものだ!
私はデジカメで撮影した画像を紙焼きにして100年も保存するような趣味は無い。そこそこのプリントアウト画像が出来れば問題ないのである!この機種でもサービスサイズ程度のプリントであれば充分に堪能できるクオリティーでプリントできるのだ!てなことで、最高写真画質のプリンタまでは必要ないと判断したのであった!
だが・・・気を許してはならない・・・。プリンタは結局使い始めてから必要になるインク代金の方がやがて本体の価格を上回る!特に暮れの年賀状シーズンにはそれが必ずやってくるのは容易に予測できるのである!ひょっとして、プリンタメーカーはプリンタをタダで配ってもインク代金で回収できるんじゃないのか?
計算してみると・・・そうだよ〜〜〜!!!そうだよ〜〜〜!!!このプリンタ用の専用インクを3セット買えば本体購入価格と同じになるぢゃん!なんてね、実は知ってたんだよ〜〜〜!!!このプリンタ業界の商売の仕組みはね!
本日の結論
そういやあ、携帯電話はほぼタダ配り状態の商品もあるよね!
追伸
今まで使っていたCanon BJ F850はインクさえ入れれば充分に使えますが・・・。
もし欲しい方がいれば・・・誰か欲しい方います?
その後、無事に引き取り先が決定したぞ〜!
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