購買的麻生本
2004年12月17日 なんと言う不様な買い方なのだ!
 




「半額コーナーで買った本でこれに気付くと・・・」

前回に引き続き、すでにカウントダウンが始まっている「年間目標100冊読破!」に関するネタである!

現在95冊目を読んでいる私は、残りの日々を綿密に検証してみた。私の基本は「通勤電車内での読書」である。そうなると、年内に通勤する日は5日しか残っていない事に気付いた!うっ・・・まいったなあ・・・毎日1冊づつ読み進んでようやく100冊に到達できる計算だ。それは無茶だ!ではそれ以外の日にも読書するのか?ううむ・・・どうもその意欲は薄い感じだ。浮いた時間があればギターの練習が優先されるだろう。

毎日1冊読み続けるためには何をしなければならないのか?時間を確保するか、又は1日で読めるだけの厚さの本にするのか?だが、私はとにかく厚い本が好きだ。タップリドップリ読むのが好きなのである!しか〜し!この際そんなことは言っていられない!目標達成の為には手段を選ばないぞ〜!

手ごろな薄めの本を先週数冊手に入れて読んでいたのだが、それも95冊目で読み終えるのだ。そこで、本を仕入れに行こうと立ち上がったのは16日の昼休みだった。医師から「運動するように心掛けて下さい!」と通達されていた私は、大崎から五反田まで歩きBOOK OFFを目指したのである!健康と読書の「二兎を追う」のである!

外気温19度。散歩には相応しい気温である!だがちょっと涼しい気もする。ダウンパーカーを羽織って会社を出たのだが・・・少し歩いただけで汗がじっとり吹き出して来た。あちゃ〜!厚着しすぎたか?とにかく山手通をひたすら歩く。ずんずん。周りを眺めつつ歩き続ける。ズンズン。ズンズンズ〜ンと歩き続けてBOOK OFFに辿り着けばさらに汗ばみ、ちょっと失敗した感が強くなって来た。

店内の棚はいつもの100円コーナーを目指した。が・・・そこへ向かう途中で半額コーナーの本を眺めているうちに読書欲がフツフツと沸き上がって来たのであった。だが・・・私を刺激する本はどれも分厚く、辞書のような厚みを持っていたのである!さらには上下巻にまで別れていた。だが、今は「薄い本」が優先である!いかんいかん!薄くて面白そうな本を探すべきである!

とっとと100円コーナーへ移動し探し始めたのだが、なかなか適当な本が見当たらない。100円コーナーを全部見ても薄めで面白そうな本は1冊しか手に入らなかった・・・。うおおお〜〜〜!!!これでは当初の目標が達成できないではないか!と、その時・・・ ふと眼に入った本があった。厚めの本だが、以前から読みたかったミステリーなのだ。100円なら来年用に買っといてもいいか!とすぐにゲットした。だが、これが間違いだった・・・。購買意欲に火がついたのである!

さらにすぐそばで面白そうな本を見つけたのだが、これもまた厚いのである!さあどうする?これも100円だし・・・ゲット!こうなるとこの店に入って来た時のコンセプトはぶっ飛んでしまう!先ほど見ていた半額コーナーの本も手当りしだいにチェックし、レジに並んだ時には薄〜い本1冊と、そこそこ厚い本4冊と、とても分厚い本2冊を握りしめていたのである!もう・・・私は・・・わたしは・・・しかも禁を破り半額コーナー攻めをしてしまったのである!そして、支払いは4,000円を越してしまったのだ!なんという失態!BOOK OFFで1000円以上使うのはひさしぶりの体験である!

会社に戻り、袋から買ったばかりの本を袋からだしチェックしていた時だった。驚愕の事実に気付くのである!本来あるべき本が入っていなかったのだ!代わりにあったのは・・・。以下にその状況がどのようなものかを具体的に画像で示そう!

本来こうあるべき上下巻セットなのだが・・・
このように上巻だけを2冊も買ってしまったのである!うう・・・


まったくもって「バカヤロウ!」である!買った時には上下巻であると信じていたのだ!しかもこのような間違いは100円コーナーであれば「笑っちゃうよな!」と余裕ぶっこいていられるのだが、半額コーナーで買った本でこれに気付くと・・・ややボディーブローが効き始めている感じがするのである!店員も「なんで上巻だけ2冊も買うのだろうか?」と疑問を持たなかったのは変なのだが・・・。いかんいかん!他人を攻めてはならない!明かに私のミスなのだ!でも・・・これをどうする?上巻が2冊あってもしょうがないしなあ・・・。「二兎を追うもの一兎も獲ず」のことわざの通りのようだ・・・(意味が違うんじゃないか?)

昨今、このような「ボンミス」が頻発している私である。老化の現れか?日々ネタに苦しむ私としてはありがたい「大ボケ現象」なのだが・・・。普通の本屋であれば、じっくり表紙を確かめて買うのだろうが、BOOK OFFだとついついいい加減な買い方をしてしまうからなあ・・・。

と・・・デスクの上に並べられた分厚い本の山を眺めつつ私は途方にくれるのであった・・・。年内に100冊読破できるや否や?気になる結末はいずれお知らせしよう!(誰も気にしてないってば〜!)



本日の結論
薄い本が足りねえよ〜〜〜!!!今年も残り2週間だ!なにか秘策はあるのか〜!

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