突発的足指続
2004年12月08日 腫れ上がった足小指の原因は!
 



「だが、現実に数値は示されたのである!」

12月6日(月)起床した時点で腫れ上がっていた左足小指付近の激痛が、投薬治療と湿布薬の効果でなんとか歩行できるまでに回復して来た12月8日の朝である。腫れはすっかり治まり、現時点で「健康時の110%」程度の太さにっ戻って来た。歩くとまだ少し痛みはあるが、我慢できない程では無い。であれば、出社前に血液検査の結果を聞きに行くべきである!

私が先日診てもらった整形外科は8時30分受付開始、9時診察開始だ。整形外科はリハビリの設備もあるので、暇な老人が朝早くから押し寄せる可能性がある。先日も待ち合い室は老人だらけだったのだ。てなことで、8時25分に整形外科の入り口に辿り着くと・・・ううむ・・・早起き老人がすでに5名陣取っていた。私の後にも次々に老人の到着である。ここで言う老人は「70才以上に見える方々」と規定しておこう。順番から言うと私は6番目になる。診察時間を考慮すると1時間以上は確実に待たされるなあ!

待ち合い室に入るとまずは、受付に診察カードを提出した。すると受付嬢は「リハビリですか?」と問いかけて来た。なんだ?私は確かに人生のリハビリは必要かも知れないが、その時点で受付嬢に私の人生をあれこれ言われる筋合いはない!そうか!この病院は「リハビリ」と「診察」にまず患者をグループ分けするのだな?私の前に居た老人達は全て「リハビリグループ」である。あわてて「診察です!」と答える私であった。そのとたん、私の診察カードは一枚だけス〜ッと横にずらされ「診察グループ」のトップに立ったのである!おおお〜〜〜!!!これで待ち時間は0分になったぞ〜〜〜!!!

居心地の良いソファーとクッションで危うく眠りそうになりながらも、30分間は本を読みながら診察開始までまった。やがて看護婦に診察室へ入るように呼び出された。先日の医師はにっこりと迎えてくれた。目の前にやはりあのレントゲン写真がモニタに映し出されていた。

医師 「痛みはどうですか?」
私  「靴を履けるくらいですからほとんどなくなりましたよ!」
医師 「じゃあ靴を脱いでみせて下さい」
私  「はい・・・こんな感じです」
医師 「腫れは退きましたね!薬が効いたんですね!」
私  「そうでしょうね・・・」
医師 「これはなんです?」

医師は少しでも原因を探ろうと、じっくり見つめていたのだが、突然小指の上にある小さな黒い点を見つけ「証拠を見つけたぞ!」的声の調子で「これはなんですか?前からありましたか?」としつこく質問を繰り返した。だが・・・残念だが医師よ!それは昔っからある小さなホクロなのだ!虫刺されの痕ではないのだ!現因がまだつかめない医師は「冤罪」を発生させるときの刑事のような精神状態なのだろうか?

私  「ホクロなので、問題ないですよ」
医師 「そうなんですか・・・では、ここは痛いですか?」
私  「全然痛くないです」
医師 「うううむ・・・それではここは?」
私  「まったく平気です!」
医師 「それではここは?」
私  「痛いです〜!」

結局この診察で判明したのは左足小指の関節1か所だけが痛むという事実だった。再度レントゲン写真を見る・・・関節を拡大してみる・・・原因となる様なものは何も見つからない。先日に引き続き、医師は原因が特定できないので、頭を抱え始めた・・・と、そのとき!医師は思い出したように看護婦に声をかけた!

医師 「血液検査の結果は届いてる?」
看護婦「え〜っと、ああ・・・こちらです!」
医師 「早く出してよ〜・・・あっ!・・・これは結構いってますねえ〜!」」
私  「え?なんですか?」
医師 「尿酸値がかなりオーバーしてますし、悪玉コレステロールもかなりひどい数値ですよ!」
私  「そんなバカな・・・」
医師 「これを見て下さい。ホラこの数値は・・・」

そこで見せられた数値は人生最大の数値であった!驚くべき新記録である!だが・・・民間療法である「黒酢飲み」及び「ニンニクオイル摂取」をこのところ繰り替えしていたのだ。こんな数値が出るのであれば、あの「こいつは効くぜ!」と噂の民間療法は私にとってまったく意味をなさないことになる。まいったな〜〜〜!!!だが、現実に数値は示されたのである!さ〜どうしよう?

さらに医師は「痛風の可能性もある」と言い始めた。数値からするとかなり可能性が大きいと言う。だが・・・私は「痛風」の痛みを知っているのだ。まったく違う方向性の痛みなのだが・・・。素人の私が何を言おうと、医師の判断の方が正しいと信じるべきだろう。すなおに医師の指示に従うことにした。

医師「脚の痛みは治まって来た様ですから、今度は高脂血症と高尿酸血症の治療に切り替えましょう!
私 「分りました!で、どうすれば・・・」
医師「薬を処方しますので、きちんと服用して下さい。長期戦になります。来年2月に再度血液検査しましょう」
私 「取りあえず3か月ですね・・・」
医師「まずは、薬の合うあわないがありますので、1週間分を処方します」
私 「はい・・・」

生活習慣病であるため、看護婦より「食生活」の指導を別室で受ける事になった。登場したのは、先日私から一発で採血してくれたベテラン看護婦「O竹さん」であった。だが・・・話し始めてすぐに指導の言葉が詰まってしまったのだ。

まず、私は酒を飲まない、たばこも吸わない。食事の量もかなり控えめ。さらに野菜を多く採るようにしている。脂っこいものを好んで食べてはいない。肉より魚を優先するようにしている。などと、ベテラン看護婦「O竹さん」も「それ以上指導は出来ませんねえ・・・」と困ってしまっている様子だった。一つだけ残っていたのは「運動量」だった。じつはこれが一番改善が困難なのだ。私はあまり運動好きではないのだ!

しか〜し!これから先の老後をなるべく健康に過ごす為にはそろそろそんなわがままを言っていられなくなる。なんらかの「快適運動」を発掘しなければならないのだ!それはなんだろうか?私が思わず自主的に体を動かしたくなる運動とは?その後、薬局で渡された薬は昔見たことがあった。痛風の定番薬である。他にもいくつか渡されて、これよりしばらくは「薬漬け」の生活に入る。

早急に「快適運動」を持続するためのアイディアをひねり出さなければならない。例えば「足漕ぎ式の発電機にアンプを繋いでギターの練習をする」というのはどうだろうか?とにかく漕ぎ続けなければギターの練習が出来ないのだ。かなり効果的だと思うが、先行投資が必要となるなあ・・・。朝晩の駅までの送り迎えを自転車に切り替えるのはどうだ?ううむ・・・当家の周辺道路事情は自転車通勤では「生命の危機」を感じさせる狭さである。なるべく避けたい対策なのだ!

となれば、やはりあれしかないのか・・・当家には「エアロバイク」がある。スポーツジムで使われている本格的プロ仕様である。これがほとんど使われることなく部屋の隅で沈黙を保っているのだ!いままさに、こいつの出番ではないのか?ただやみくもに「エアロバイク」を漕いでもしょうがない。なにかオプションを加えなければ長続きはしないだろう!

ギターを抱えて「エアロバイク」を漕ぐのは無理があるだろうか?あるだろうなあ・・・。かといってテレビを見ながらもつまらない。映画もなんだかなあ・・・「24 シーズン3」が全巻揃っていれば24時間は間が持てるのだが、それもまだ3巻までしか出ていないし・・・。ううむ・・・どうする?

やがてヒラメキは、天から降りて来た!「エアロバイク」+「読書」はどうだ?実は私は今年の目標に「年間100冊読破」を掲げていた。本日時点で、89冊目を読書中である。今年の残された日々3週間に11冊を読破しなければ目標達成は出来ない!読めない日もあるので、2日に1冊ペースで頑張らなければ達成は出来ない!うおおお〜〜〜なんてこったい!すでに、自宅には未読本が40冊用意されているが・・・

しか〜し!私はBOOK OFFで本を探す場合に、ほとんど「本の厚み」を基準に選びだしているのだ!より厚い本を買ってしまうのだ!つまり、内容よりもよりページ単価が安い本を買ってしまう傾向があるのだ!そのため、自室の棚に並んだ本は・・・どれも分厚く・・・うおおお〜〜〜!!!年内100冊読破は困難だぞ〜〜〜!!!ハアハアハア・・・。なんてなことを書いている暇があったら、とっとと本を読む時間に充てた方がいいってことだな!何がなんでも「年内100冊読破」をやってやるぞ〜〜〜!!!(無理だと思うよ・・・)




本日の結論
うっす〜い本を11冊買ってこようっと!

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