駅名的通過話
2004年10月28日 確かにそう呼んでいた!
 
 
コレをなんと呼ぶのか?


「その内容を理解したとたん」

2004年10月28日届いたメールに書かれていたことで、ふと気になる事があった。そのメールは登録会員00049水野様から届いたものだった。今週末の「片品村林檎大収穫祭」に参加されるにあたって、貢ぎ物として「豚まん」を手配されたというのだ。

貢物として30日土曜日夕方笠松邸に神戸から豚まん20個が搬入される予定です。
http://www.ikkanrou.co.jp/index3.html
豚まんなのに「ねぎダク」にしております。どうぞ、ご賞味ください。 ・・・。

表記されたURLにアクセスしてみると、なかなかヨサソウな雰囲気があった。10月30日の夕飯は「豚まん」であると、すでに決定している雰囲気になったなあ。で、気になったのは「豚まん」という呼称である。私が物心ついたときには確かに「豚まん」と呼んでいた記憶がある。宮崎県地方では明らかに「豚まん」だった。が・・・ここ何十年も関東地方で暮らすようになってからは無意識のうちに「肉まん」と呼んではいなかったか?

現在「肉まん、アンまん」とコンビニ店頭では呼んでいるが「豚まん」とは表記されていなかった気がする。そうなると関西系の呼称は「豚まん」で関東系の呼称が「肉まん」なのだろうか?大阪には「肉まん」より「豚まん」のほうが似合っている感じがするしなあ。

であれば、関東以北はどうなのだろうか?気になるところである・・・。是非、東北地方や北海道ではなんと呼ばれているのかを知りたいものだ!

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10月27日は、登録会員の母上の御葬儀に参列した。だが、そこには斎場にたどり着くまでの悲惨な道のりが待ち構えていたのだ。とてつもなく恥ずかしい話だが披露しよう。

告別式は10時〜11時の予定だった。斎場があるのは中央線「国立駅」の近くである。当家からの路線を調べてみると40分もあればたどり着けると判明した。9時に自宅を出れば充分に間に合う。と・・・思っていたのだが・・・。

最初のトラブルは家を出てすぐにやってきた。駅までの道路が妙に詰まっていたのだ。目的の駅である南武線「武蔵溝ノ口駅」に着いたのは9時20分。まだまだ充分に間に合う。やってきた電車に乗って本を読んでいた。9駅で武蔵野線に乗り換えである。が・・・6駅進んだところで電車が止まってしまった。なんだ?

しばらく動かない。アナウンスも無い。乗客は半分は降りたが残りは静かに乗ったまま。ところがさらに数分経つと何人かの客が立ち上がり、ホームの反対側に立ち始めた。えっ?まさか!慌てて立ち上がり電車から降りた。電車の表示を見ると「川崎」行きにかわっていた。なんとここで折り返す電車だったのだ!

ホームの反対側に立ち、次の電車を待った。10分のロス。だが!まだ大丈夫!全然問題ない!やがて「府中本町駅」に着いた。武蔵野線に乗り換える。さらに「西国分寺駅」で中央線に乗り換えた。と・・・ここまで来たところである勘違いが始まっていた。

いつのまにか、私の行き先は「国分寺駅」であると思い込んでしまったのだ。そのため、ううう・・・なんと「西国分寺駅」で乗り換える際に「国立駅」とは反対方向の電車に乗り込んだのだ!だが、その時点ではまだ間違いに気付いていなかった。「国分寺駅」で降り、改札口を出たところで「さてと、何処からタクシーに乗ればよいのだ?」と斎場への地図を取り出したところ・・・。うおおお〜〜〜!!!

一瞬にして間違いに気付いたのであった!「いけね〜〜〜!!!」とすぐさまキップを購入し、喪服の私は駅構内を走るのである!焦った私は目の前にやってきた電車に飛び乗った!もう10時はとっくに過ぎていた。すでに葬儀は始まっているが、10時30分までに何とか行ければ大丈夫だろう!と気を取り直した。

電車内では読みかけの本を取り出し、続きを読み始めた。面白い本だ・・・。

だが・・・世の中はそんなに甘くはなかった!次に気がついたときに私は「立川駅」のアナウンスを耳にしたのである!おおお〜〜〜!!!なんぢゃこりゃ〜〜〜!!!「国立駅」を通り過ぎていたのだ!コレは中央快速だったのか?それとも、本に集中しすぎていたのか?当然、転げ落ちるように立川駅で下車。ホームの駅員に聞きつつ逆方向のホームに立った。

すぐに電車が来たが、念のため駅員に聞いた。10時30分である。もう間違いが許される時刻ではないのだ!「国立へは次の電車に乗ってください!」よし!つぎの電車だな!で、次の電車がやってきた。が・・・が・・・それは貨物列車だった・・・おいおい!いつになったら来るんだよ〜〜〜!!!

さらに数分して電車はやってきた。乗り込む。やがて「国立駅」に着いた。さあ!タクシー乗り場はどこだ?タクシーに乗り込めば10時40分になっていた。も〜ギリギリである!「●●●斎場へ急いでください!」なんだかタクシーが遠回りしているような気がするほど気が急いていた。

やがて斎場の入り口に着いた。「中まで乗り入れてください!」とぎりぎりまで時間を稼いでタクシーを飛び出すと、10時50分だった!ご焼香は終わり、受付も片付けを始めていた。すでに祭壇周りのお花が取り外しが始まり、親族によるお別れが始まる直前だった!うおおお〜〜〜お別れ出来るぎりぎりのタイミングである!

とりあえず無理矢理受付を済ませ、斎場の中に足を踏み入れた。まずは登録会員に顔を見せ、遠くから目線でお悔やみを送った。次にお棺に花を入れさせてもらって合掌・・・。やっと目的を達する事が出来た・・・。

では、なぜ私は駅名を勘違いしたのか?「国分寺駅」には寺の文字がある。葬儀に向かうため、無意識のうちにそれを記憶のターゲットにしたのではないだろうか?そうとしか思えないのだが・・・。

さらに気になったのは「国立(くにたち)」の地名である。通常この文字列は「こくりつ」と読まれる事が多い。なぜ国立(くにたち)なのか?偶然にも、その日のWEB ニュースにその意味が書かれているのを発見した。

国分寺 - 国立 - 立川

こう並べてみるとよく分かるのだが,国分寺の「国」+ 立川の「立」=「国立」である。中間にある駅としては、どちらにも気を使った名称としてありがちな発想だ。私はこの日、この説明にある駅すべてを渡り歩き実体験として3駅を一瞬にして制覇したのである!

なんてなことを書いていたら、登録会員からメールが届いた。登録会員00084福浦さまからである。そして、その内容を理解したとたん大笑いしたのであった。

以下が、登録会員00084福浦様のメールの一部である。

1年ぶりくらいの出張でハナワのふるさと「佐賀」に。

博多駅ビルの「紀伊国屋書店で」本を1冊購入。

「闘蟋」 コオロギの喧嘩のお話。
中国1200年の歴史がある、まさに男の道楽そのもの。
「将軍さま」が戦ホッタラカシで「コオロギの喧嘩」にのめりこみ
国が滅びることまであったそうです。

博多からJRで佐賀めざし出発。途中、車内で切符の精算。
車掌がまた来て「どこまで?切符拝見!」精算したのになんでと・・・。
あらら「佐賀」をとっくに過ぎ去り早、長崎の手前。
特急ですから簡単には止まってくれない。

「闘蟋」読み耽ってたんです。単純に・・・。


おいおい!いくら乗り越しても隣の県までいくなよ〜〜〜!!!



本日の結論
いずれも似たようなものである!

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