改造的妄想五

2004年03月14日 こんな方法はどうだろうか?


カーナビ初心者話しは今日も続く!そして新たな展開か?

「悪魔の囁き作戦」

カーナビ改造計画もいよいよマニアックな世界になってきた。セコイくてディープな世界に突入しそうな気配が見えてきたのだ!この話についてこれない方もいらっしゃるだろうが、今しばらく我慢しておつきあい願いたい。自分でも再確認するため基本的な状況を書き出してみよう。以下のようになる。

目標
カーナビは、走行中にTVが映らない仕組みになっているが、
それを電気的に改造し助手席の方が走行中に観ることができるようにする。
これによってDVDも視聴可能となるはず。
(ちなみに、当方のカーディーラーでは自主規制の為その作業を行ってくれない)


前提条件
1 カーナビのテレビは、パーキングブレーキがONになっている状態でしか映らない。
2 走行中でもカーナビにパーキングブレーキがONになっていると錯覚させればTVが映る。
3 パーキングブレーキONの時には、センサーに12Vの電圧がかかっている。
4 パーキングブレーキOFF時には、センサーの電圧は0V。
5 走行中にセンサーの電圧を0VにできればカーナビはパーキングブレーキONと錯覚する。


結論
カーナビのパーキングブレーキセンサーをアースすればよい!


ここまでは理屈の世界である。この理屈による実践工事を自分で行い、無事に成功したとの情報は数名の方々からいただいているので、問題ない手順なのだろう。一般 的には「TVコンバータ」なる専用パーツも売り出されているようだが、この理屈と仕組みは違っているのだろうか?

さて、前回までの課題は目の前の「赤いライン」が本当に「パーキングブレーキセンサー」に繋がっているのか?の判定をどのように行うのか?であった。一旦切断し実際に配線を行い、走行中にTVが映ればそれで確認はできる。だが、もしそのラインが違っていたら、修復が面 倒なことになりそうだ。なるべく配線に傷つけず現状回復が容易な状況でテストを行いたいのだ。

と、その時・・・遠い過去の出来事を思い出した。かつてインターネットが爆発的に流行り始める前、コンピュータを扱う人々の間では通 信は「ニフティーサーブ」の「電子メール」が主流だった。1990年代前半の話である。通 信フリーク達は、出張する度にホテルのモジュラージャックを探していた。ホテルの電話は壁から直接電話線が出ているだけで、モジュラージャックが用意されているホテルは当時少なかったのだ。モジュラージャック完備ホテル一覧表が「ニフティーサーブ」のフォーラムで発表されていた時代である。

そんな頃、あみ出された裏ワザがあった。私はやったことが無いのだが、登録会員00013ごるごぢゃ様によると、モジュラージャックが見つからない場合には、電話線に虫ピンを2本刺し芯線に触れさせ、そこにワニ口クリップを繋いで回線を確保するという荒技があったようだ。

このワザを使えば、ケーブルにほんの小さな穴を開けるだけで、そのケーブルに電流が流れているのを確認できるはずだ!パーキングブレーキをONからOFFへ切り替えた時に、電流の変化があらわれればそのケーブルが目指すものであると判定できるはずだ。

早速実験をやってみよう!と思ったが、まずは、いったん取り付けてしまったメーターパネルを外す作業を行なわなければならない。ディーラーから外すテクニックを聞いているのでなんとかなりそうだが、何となく面 倒だなあ・・・と、思い付いてから1週間放置しておいたのだが・・・。思いがけない事件が勃発してしまった!!!下の画像を御覧頂きたい!

納車後15日目にして早くも、フロントガラスにヒビが入ったのだ〜!ううう・・・参った・・・まいったぞ〜〜〜!!!これは「飛び石」によるもの。車に乗り出して30年目にして、初めての経験である!3月13日(土)妻がスポーツクラブに行く途中にやられたようだ。画像にある赤丸の中心部分に当たったと思える傷があった。そこから左右に大きくヒビとなってフロントガラスの幅半分まで到達している。こりゃあすぐに交換しなければイカン状態であると判断した私だ!

すぐにディーラーに連絡し、担当営業にチェックに来てもらった。やはりフロントガラス交換が必要であるとの判断だった!当然の判断結果 である!すぐに手配をしてもらい来週火曜日にディーラーの工場に入れる事になった。約8万円の修理費だ。車両保険で対応するのだが、免責が5万円なので、3万円の節約にしかならないか・・・。

で、具体的にいつ工場に入れるか手配打ち合わせしていた時だった。私はふと思いつき、悪魔の囁きを営業N氏に投げかけてみた。

「どうせ工場に入れるのなら、ついでにメーターパネルを外してもらえません?」

「やりましょうか。ついでにブレーキセンサーにマークをしておきましょうか?」

「ありがたいですねえ!どうせならアースのラインにもマークしてよ! 
 ラインの加工は自分でやりますから! 」


すると営業N氏は、あっさりと承諾してくれたのである!配線加工そのものはディーラーの自主規制で出来ないが、客が勝手に手を下すのであればヒントを出すだけだからやりましょうと言うのだ。そして、さらに営業N氏は言うのであった。

「2月以降、販売した車にはほとんどカーナビを着けたんですが、
 みなさんから走行中もテレビが映るようにして欲しいと言われましてね・・・。
 自主規制で出来ないと断るのにもう大変ですよ〜!」


悪魔の囁き作戦は成功したようだ!ふっふっふ・・・やはり低価格で処理するには自力でやるしかない!よ〜し!次回は完成させてやるぞ〜〜〜!って、まだまだ何か起こりそうな気がする・・・。



本日の結論
いよいよ最終章が見えて来たぞ!でも・・・飛び石で8万円は辛いわ!

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