年金的鬱改善
2004年02月04日 画数が多い状態からの脱却?
  国民年金の関係


「100万円に化けるはず」

いや〜!久々に来ちまった!

先週頭から、そろそろ来そうな気配が漂っていてなんとなく感じていたのだが、やはり予想は当ってしまったようだ・・・。先週なかばから軽い「鬱」状態が始まったようなのだ。重病の「鬱」ではない。この状態に突入すると途端に「根拠のない不安感」が押し寄せてくる。さらにWEBの更新が辛くなりはじめる。

WEBを更新するためにはネタを必要とするのだが、ネタを見つける目線は精神状態が「爽」であることが望ましい。あれこれと目の前の事象を面白がってコテコテに書き倒すには「健全な精神状態」を必要とするのだ。だが・・・「鬱」に突入すると、途端にすべての出来事が「どうでもいいや」と感じはじめる。こうなると面白いことなんぞ見つけられるわけがない。

本日になり、その精神状態に微妙な変化が生まれてきた。まだ「鬱」から脱却に成功したのではないようだが・・・。「鬱の私」を客観的に見つめる「第三者としての視線」が生まれたようなのだ。てなことで、このような文を書き連ねる状況になったのである。

過去の経験から言えるのだが、「爽」の状態と「鬱」の状態で書いた文章には明らかに違いを感じる。「爽」の時期だと「笑い飛ばす」確率が高くなり、文章もはしゃいでいる。「鬱」だと、妙に小さなことにこだわってみたり、ちまちまと分析もどきをやってみたりと苦し紛れのワザをくり出している。

昔書いたネタを時々読み返してみると「これ!すんげえおもしろいぢゃん!」と自分で思える時がある。これなんぞは、明らかに「爽」のまっただ中で書いた文章なのだろうな。と、ここまで書いてきて、また新たな自分の状況を感じる。先週からの「鬱」というよりも、この1年程ずっと「うっすらな鬱感覚」が私に絡まりついているようだ。例の事件の影響だろうな。

しか〜し!そんな精神状態でも更新は続けねばならない。何か通常とは違う動きをしなければネタも見つからないだろう。そんな時「あるある大事典」を思い出した。前回のテーマは「年金」だった。私はサラリーマンなので、厚生年金と国民年金の両方を給料から天引きされている。年金の専門用語で言えば私は「2号」の立場だ。そして、自分が置かれている年金の状況はどんなもんなのだ?

ひとつ気になる事実があった。「年金手帳」を会社の金庫にずっと預けっぱなしなので、中身をろくろく見たことがないのだ!いったいどのような記載がなされているのだろうか?さらに気になることがある。私が「国民年金手帳」を交付されたのは昭和47年だったが、昭和50年に会社で厚生年金の扱いを始めるまで、私の国民年金はどうなっていたのだろうか?知りたい!

自宅の書類置き場から妻に昭和47年発行の「国民年金手帳」を見つけだしてもらった。開いてみるときれいなモノである。払った証拠らしき形跡が見られない。私自身にもまったく払った記憶は残っていない。「年金手帳」と「国民年金手帳」の2冊を握りしめて社会保険事務所に行けば明確な事実が判明するはずだ。

そこで、社会保険事務所に乗り込む前に、WEBで自力調査してみた。年金受け取り額のシュミレーションである。社会人になりたての頃の2年間に国民保険を払っていた場合と、払っていなかった場合に分けて、65才から受け取れるはずの「年金」の年間受給金額を調査したのである!

結果から書こう! 私の受給金額には年間で5万円の差がでたのである!つまり、社会保険庁で確認した際に「初期の頃、国民年金は支払っていませんね!」と判定されれば、受給額が年間5万円下がるのだ。年間5万円なら20年間受け取ると仮定して受け取り総額に100万円の差が出るのだ!うおおお〜〜〜!!!放ってはおけないぞ!すぐに調査しなければ〜〜〜!!!

昼食後、社会保険事務所に乗り込んだ!自動ドアが開き「御相談窓口は左奥」の表記が見えた。その方向へ進む。窓口前には、おっさんが1人申し込み書に記入しているだけだった。な〜んだ!空いてるぢゃん!と足を進めたたその時だった。うおおお〜〜〜!!!なんぢゃこりゃ〜〜〜!!!今まで見えなかった奥のスペースに、テレビの国会中継を眺めながらソファーに座って待つ人々の群れがいたのだ!順番待ちのカードをとると112番。待ち時間は1.5時間〜2時間らしいとの囁く声が聞こえてきた。ううむ・・・。

これは「あるある大事典」の威力なのか?私はとてもそれだけの時間を待つ気にはなれなかった。すぐさま退散し、明朝一番に出直そうと決め、出口に向かおうとした時だった。目の前の相談窓口にコロコロとした世話好きそうな係員が現れた。明日何時頃に出直したら待ち時間が少なくて済むのか聞いてみると・・・。

「どんな御相談内容ですか?番号が2つあるとか?」

「はい!その通りです!調べて欲しいんですが・・・」

「ぢゃあ!ちょっと待ってって下さい!すぐにわかりますから!」

と、そのコロコロおばさん係員は私の持っていた「年金手帳」2冊を取り上げ奥に引っ込んだ。待ち時間はホンの1分。係員はすぐにプリントアウトされた3枚のデータを握りしめて戻ってきた。

「こちらの番号は昭和50年からのデータですね。
 厚生年金は支払われて25年以上経過していますので、受給資格はありますよ!
 それから・・・古い方の番号では国民年金は全く支払われていません・・・!
 本当は払わなければいけなかったんでしょうが、今からはもう払えませんし・・・ 」

そうか・・・そうだったのか・・・もし30年前にちゃんと国民年金を支払っていたとしたら、支払い総額は2年間で1万2千円程度だったはずだ。そして、それが100万円に化けるはずだったのである!ううう・・・ううう・・・ううう・・・ううう・・・

「鬱」が加速するぞ〜〜〜!!!

本日の結論
知らない方が幸せだったか?余計なことを調査したもんだ・・・!

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