家庭的音通信
2004年01月21日 今度は家庭内チャレンジを!
 

こんなモノが出てきたのでね。


「いつでもかかって来なさい!」

いつ頃からだろうか・・・Macにオマケのマイクがデフォルトで付属しなくなったのは。一時期はPowerBookにもデスクトップ機にも添付されていたはずだが・・・。何故そんな古いマイクの話になったかと言うと、遡ること1週間前の事であった。

がらくたが詰まった私の机を片付けていた時、かつてMacに添付されていたマイクが2つ出てきたのだ。一つはデスクトップ機用。一つはPowerBook用だった。今となってはまったく使われることも無く、永年に渡り引き出しの奥で息を殺し眠り続けていたマイクである。変な形状だ。で、ふと思ったのである!これって使えるジャン!

先日実験した「iSight」使用の「iChatAV」による動画通信は成功をおさめたが、その前日にオーディオチャットを行ってみた。これまた成功であったが、その時相手はどんなマイクを使っていたのだろうか?で、一番手っ取り早いのは、かつてもらったマイクを引っぱりだして使うことである。相手の登録会員も永年のMac愛用者なのできっとこのマイクを使ったと想像した次第である。

いや・・・待てよ?たしかあの時・・・PowerBookを使っていると言っていたなあ・・・そうすると最近はマイク内臓タイプか?ううむ、マイクの特定ができないぞ!しかたねえなあ!それじゃあ思いきってテストしてみるか〜!だが、誰とテストするのだ?と考えていた時・・・「な!な〜〜〜んだ!自分の家の中だけでテストできるジャン!」(ジャンはやめろよ〜!)と気付いたのである!

当家には、家庭内LANで結ばれた3台のMacがある。私と妻、それに娘がそれぞれの部屋で使っているのだ。私のマシンと妻のマシンをインターネット経由でつなげれば実験できるではないか!

早速、妻のMacG4をたちあげた。まずは「.Mac」の登録から始める。すぐにアカウント入手。次に先ほど見つけたマイクの一つを、マイク端子に差し込んだ。さらに「iChatAV」を立ち上げ、私のメンバー名を登録した。これで妻のマシンは準備OKだ。次に私の部屋に戻り「iChatAV」のメンバーに妻を加えた。これで私も準備完了だ!

そこで妻に声をかけMacの前に座らせた。再度私は自分の部屋へ戻る。「iChatAV」のサインは妻がスタンバイ状態にあることを示していた。妻のアカウント名をクリックして呼び出しをした。ふっふっふ・・・インジケーターが現れたぞ!画面 は通話状態になったことを示している。そこで発声開始する私だ。「もしも〜し!・・・もしも〜〜〜し!もしもし?・・・」返事が無い!どうしたんだ?

ドアの彼方からわずかに妻の声がもれ聞こえてくる。私の問いかけに答えているようだ。なんでこっちには聞こえないんだ?と・・・目の前のアンプ内臓外部スピーカーを見るとスイッチを入れ忘れていた!ありゃりゃ〜〜〜!!!こっちの声は妻に届いていたのに、妻の声が出なかったわけだ!慌ててスイッチを入れると・・・おおお!!!妻の声が聞こえはじめた。だが・・・その声には規則的な大きなノイズが入っていた。「ブツブツブツ」と、とても聞きづらい状況だった。なんでだ?

その時、妻のマイクは液晶モニターの上に置いてあったので、マイクの位置をテーブルの上に変えてみた。ノイズが少し消えている。然らばとキーボードの近くにおいてみると、またしてもノイズが出始めた。なんでだ?ついには妻がマイクを首にぶら下げてモニターから遠ざけてみたところ・・・おおお〜〜〜!!!なんということでしょう!ノイズが全く出なくなったのだ〜!どうもモニターの電磁波的影響をマイクが受けていたようだ。

そこから先は通常の電話のようにスムーズなやり取りが交わされたのは言うまでも無い。大成功である!

さあ!これでもうおわかりだろう!OSをX.3「パンサー」にしないとこの恩恵は受けられないが、あの変な形状の古いマイクを机の中で眠らせているMac愛用のそこの方々!今すぐにマイクを引っぱりだし「.Mac」の60日間お試し登録を行うべきである!さすれば、通 信費無料で「オーディオチャット」が可能となる!

取りあえず、テストをやってみたい方は私が相手になろう!Mac愛用者はいつでもかかって来なさい!


本日の結論
家庭内では面と向かって直接話した方がスムーズな会話となる!(あたりまえだがね!)

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