動画的通信試
2004年01月16日 早くも届いて実験開始!
 

この「iSight」が届いたのだが・・・。


「これだけは申し上げておきたい!」

1月13日のネタでAppleの動画通信用カメラ「iSight」を取り上げたが、その後の調査でランニングコストが無料であると判明したため、安心して一気に購入に走った。いくつかのWEB通販でチェックしてみたが、ほとんど定価販売しかなかった。しかも納期に一週間とか、品切れで入荷未定などの状況が見えてきた。オークションでもほとんど定価に近かった。

どうせ定価販売なら、確実にすぐ手に入るApple Storeで手配するのが王道だろう。かくして14日昼休みにネットで注文したのであった。その後のApple Storeの対応はすばらしかった!すぐにメールで受注の確認が届き、さらに1時間後には「発送手配中」のメール。そして16時には「出荷完了」のメールが届いたのであった。4営業日以内に届くと書かれてあった・・・。届くのは週末か?と推測していたのだが、なんと翌日15日にはもう当家に届いていたのだ!

帰宅した直後私は、一気にパッケージを開き内容確認に入った。問題ない!組み立ててみた。なかなかシンプルな構造だ。これ又問題ない!カメラ部分にスタンドを取り付けたあと、スタンドの下の部分の両面テープを液晶モニタの裏に貼り付けた。取りあえず、テスト用の暫定スタンドポジションである。

次にケーブルをMacG4に繋いだ。「iSight」のレンズ部分を少し回してスイッチオン!すると通信ソフトのiChat AVが自動的に立ちああがり、私の画像が目の前に現れてきた。自己確認用の画像だ。ここで身だしなみを整えるのだろうな。私の後ろに映っている部屋の様子が気に入らなかったので、やや片付けた。あらためて画像を見ると、自分の動きが、現実より微妙に遅れている。当たり前の現象だが、妙な気分だ。

そこでもう一つ気付いたのは、目の前に出ている自分の画像は「鏡像」であることだ!通常の感覚でムービー撮影した場合、とは左右逆転しているのである。身だしなみ確認用なので「鏡像」じゃないと役に立たないのは理解できるのだが・・・。通信相手には正像が本当に送られるのか?と心配してしまう感があるな。通信ソフトのアカウント等の簡単な設定を済ませたところで、ふと気付くのである。

「通信相手がいね〜ぞ!」

取りあえず通信実験してみようにも相手がいないのでは意味が無い。この時間におつきあいしていただける方は居ないものか?思いを巡らすと登録会員00003瀬島様の名が浮かんだ。瀬島様はすでにMac OSX.3を使われていると聞いたことがある。「.Mac」にも加入されていると聞いたことがある。早速連絡してみよう!

iSightの通信実験に御協力願いたいと登録会員00003瀬島様へメールを送った。22時にMacの前に陣取ると時間指定。21時50分にメールをチェックすると返事が届いていた。取りあえずやってみようと賛同されたていた。お約束のアカウントが書かれていたので、当方のメンバーリストにそれを書き込んだ。これで準備完了!

22時を過ぎた時、メンバーリストをクリックしたところ、突然Macのスピーカーから「もしも〜し!」と明瞭な声が飛び出してきた。聞き慣れた瀬島様の声である!「カメラがないので声だけです!」と続いた。そうかそうか!音声通信だけしか今夜はできないのだな?私はインターネット回線を使って音声を明瞭にやりとりするのは初めての経験だ!

電話と違って手には何も持っていない。この環境で喋るのにはまだ慣れて居ないので妙な感じだ。モニターには何も映っては居ないが、取りあえずモニターに向かって語りかける私である。音声は明瞭に聞こえるが、少しだけ「チリチリ」としたノイズが混じっている。何の音だろう?気になる。その時は、 瀬島様の回線スピードの問題かも知れないと結論付けたのだが・・・。

しばし話し込み、業務連絡も終えたところで実験は終了した。まずは、音声だけだが成功である。余りにも簡単に事が進んだので、何となくこころもとないが、それほどデジタル系テクノロジーはユーザーフレンドリーに進歩しているってえことか!さて、次は動画のテストだ!掲示倉庫にそのむね書き込んでみたが、朝まで誰からもアカウントの連絡は無かった・・・。

寝る前になりカメラポジションが気になった。ちょっと位置が高い気がする。先程設定したのは「暫定位置」だったので、少し下げようと行動を開始した・・・。カメラを外し、次にモニタに貼りつけたスタンドを剥がし・・・はが・・・ハガシ〜〜〜!!!ができね〜〜〜!!!できね〜〜〜ぞ〜〜〜!!!

まいった!こりゃまいった!スタンドを貼り付けた時は、モニタ側の接着面が少しカーブしていたので「接着力は大丈夫かよ?」と心配したのだが、なんのなんのそんな心配は吹っ飛ぶ程に頑丈に貼り付いているのである!思いっきり引っ張ったがびくともしない。さらに引っ張っているとモニタの裏カバーが浮きはじめた!イカンイカン!これでは壊してしまうぞ!さらにはスタンドそのものが崩壊しかねない!

こうなると「シールはがし」等の薬物に頼らなければ遺憾ともしがたい状況だ!しょうがねえなあ・・・。と、その時点でのスタンド外し作業は中止せざるを得なかった。てなことで、動画通信実験初日はもろくも挫折し、さらにスタンド問題までぼっ発してしまった!これから「iSight」を買おうと計画されている方々にこれだけは申し上げておきたい!

「くれぐれも、スタンドはイキナリ貼り付けないように!」




本日の結論
だから、動画通信はどうなんだよ〜!

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