六弦的再生完

2001年05月18日 ついにパーツは出そろったのだ!


これが注文しておいたパーツなのである!

「YAMAHA SG2000レストア作業大完了〜!」


5月17日、よいよその日がやって来たのである!「YAMAHA渋谷店」から注文したパーツが届いたと連絡があったのだ。終業後すぐさま飛び出し、渋谷道玄坂を目指す。爽やかな天候である!駅からはちょいと遠いが緩やかな上り坂を昇りつめればそこに「YAMAHA渋谷店」はある。担当者は大久保氏だ。渋谷駅を出るとそこは人の群れでごった返していた。

私が駅を出た瞬間に山手線が止まったようである。ふう・・・ギリギリセーフだったな。

目の前に背中をバックリ露出した女性が歩いていた。とその時「渋谷名物軟派男」もしくは「AVスカウト男」と思われる人物がその女性に近付いた。何やら話し掛けていたが、女性は嫌がるように身体を避け、右に左に動き始めた。ところが、その男にはもう一人仲間がいた。すぐに二人で挟み撃ちである。さらに女性はその男達の間から抜け出した!いいぞ!そうだ!頑張れ!そこでスクランブル交差点の信号が変わった。

女性が歩き出したところで男達は諦めるだろうと思っていたら・・・なんと!横断歩道をさらに女性を追い掛けて一緒に歩き始めたのだ!ううう・・・シツコイぞ〜!だが、さすがに道路を渡り切っていしまうと、彼等も諦めたようだった。引き返す二人であった。そこで、ちょいと足を速めて女性の前に回ってみると・・・追い掛ける程のモンか〜?が私の評価であった!

先を急ごう!道玄坂をズンズン昇る。すると今度は流行りのヒップボーンのジーンズを着た女性がやって来た。ううう・・・カッコ悪いぞ!おめえやめろよ!お前は「あゆ」じゃね〜だろ!と声をかけたくなってしまうが、そこをグッと抑えて先を急いだ!しっかし、アタマワリ〜としか思えないファッションだなあ・・・。YAMAHAはもうすぐだぞ〜!と思っていたその時!さらに奇怪な事態を目撃する事となった。

じいさんが歩道を四つん這いで進んでいるのである!ノソノソとそのスピードは亀の歩みのごとくである。だが、その姿は一生懸命歩行しているように見えた。さらに不思議な事に、その左手には1メートル程の木製の角棒を握りしめていた。通行していた人々は見てみぬ振りをしながら通り過ぎている。私も当然そうした。あれはいったい何だったのだろうか?

そして、間もなく「YAMAHA渋谷店」に到着。無事に注文しておいたパーツを受け取った。ここに問題は無い。とっとと帰ってレストア作業に取り組むだけだ!!!「YAMAHA渋谷店」をでて坂を下っていると、先ほどのじいさんがさらに四つ足歩行を繰り返していた。何か「とても楽しい事」を見つけたのだろうか?それとも最新の「四つ足歩行プレイ」でも流行っているのだろうか?ここは渋谷である!その可能性がまったく無いとは言い切れないぞ!(なんだよそりゃ?)

夕食後ただち組み立て作業を開始した。弦を外し、ボルトを取り替え、エスカッショを黒いプラスティックから、ちょいと重いが真鍮製のピカピカものに取り替えた。これで見た目がケバく豪華になったぞ!ふふふふ!さて次はピックガードの取り付けである。このピックガードはオリジナル物とは違い、透明アクリルの板を削り出して作られた特製である。ボディーとの間に挟むスペーサーも透明アクリルで作られている。カスタム感溢れるパーツである!これもきっちり取り付けた。

下の画像が統べて装着が完了した状態だ。これで完成だ〜〜〜!!!





本年1月頭に突然「登録会員00132 高野様」から貢ぎ物として届けられた「YAMAHA SG2000」は、4か月の時を経てやっとレストア作業が終了した。だが、これで満足しているわけでは無い。これから先も少しずつ手を加えてより完成度を高める努力は続けるつもりだ。実は交換用にGIBSONピックアップまで用意してあるのだ。しかし、せっかくオリジナルパーツが揃っているのだから、姑くは今のままYAMAHAの純正ピックアップで楽しむ事にしよう。それが飽きた頃にピックアップを交換してまた新たな「味」を楽しんでも良いだろう。それでは、いったんここまでで完成として「終結宣言」をしておこう!!!

「YAMAHA SG2000レストア作業大完了〜!」


「登録会員00132 高野様」このようなレストアチャンスをいただき、本当にありがとう!たっぷり4か月間も楽しませていただいたぞ〜!そして、やはりギターはハードケースに収めるとなかなか格好がつく。さっそく収めた写真を撮影した。ううむ・・・ちょっとは高そうに見えるだろうか?いつの日か皆様にお会いできるチャンスがあれば、その時は持参して見せびらかす事をお約束しておこう!その日は、そんなに遠い日ではないと予想しているが・・・。





本日の結論
これで、上手く弾く事ができれば文句ないのだがなあ・・・。誰か弾きに来てくれ〜〜〜!!!

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