六弦的短螺旋

1999年10月20日 こんなにスイッチが〜〜〜!!!



このようにレイアウトすればよろしいのだ!出来るのか〜?

「穴を開けるまえなら・・・」

そしてギター改造の話は今日も続く。

やっと手に入れた電子パーツは、ギターボディーの狭い場所にびっちりと収納しなくてはならない。その為、ハンダ付けする前に、仮に入れてみて、そのサイズの確認をすることにした。まずは、マイクロスイッチ。これは同じモノを4個も取り付ける。サイズに問題はない。ぴっちりハマルのであった。

さて問題はロータリースイッチだ。見るからにそのネジの長さに不安があった。板の厚さは4mmである。ネジ山の長さも4mmである。ということはボディーの裏側からそのネジ部分を通すと、板の厚さでナットまでネジ山が届かないのだ。ひえ〜〜〜!!!これでは使い物にならないぞ!ロータリースイッチが止められないではないか!それでは板を削ってみるか?しかし、すでに4mmしかない板厚なのだ。これ以上削ったら板の強度に問題が出るだろう。

では、ロータリースイッチなしで進めるのか?いやいや!それでは、雰囲気が出ないぞ!あくまでもロータリースイッチにこだわる私なのである。ではどうするのだ?どうやって取り付けるのだ?方法論はいくつか模索してみたが、一番早くて安全なのは、ロータリースイッチのネジ山部分が長い物を探して、買い直すことである。この為にはやはり「秋葉原」のガード下に行かねばなるまい。「東急ハンズ」では品数が限られていて、あれこれ選ぶことが出来ないのだ。早くも無駄ゼニ状態が始まってしまった(またかよ〜!)

ロータリースイッチ用に買ったノブが失敗だった。「東急ハンズ」では1種類しか売っていなかったのだが、これが不格好なほど大きいのだ。もっとスリムなモノが欲しかった・・・。これも又買い直すことになる。さらに無駄ゼニは続くのだ〜〜〜!!!「東急ハンズ」の品揃えの貧困さは、さらにコンデンサへも影響してきた。希望コンデンサ5個のうち、3個しか指定数値のモノが無かったのだ。とりあえず、近い数値のコンデンサをみつけ買っておいたが、何となく不安である。

このように、不安いっぱいの中でパーツはまだ完全には揃っていない。配線図の上で理解できないパーツがあったのだ。それを買い忘れていた。さらに、致命的な買い忘れがあった。配線用のケーブルである。これがなければパーツ同士をどうやって繋ぐというのだ?全くアホであ〜る!

パーツが全部揃うまで、ボディーに穴を開ける気にはならない。どうしても必要なパーツが揃わないのに、穴だけあいているのは間抜けである。今ならまだ、そろえたパーツを諦めれば、穴を開ける前ならスイッチ少ないギターとして立派に完成することが出来るのだ。引き返すことが出来るのだ〜〜〜!!!!だが、いまさら引き返す気はもうないがな!

しかし、私はなぜこのように「未知の世界」へ突入し、諦めずに日々戦っているのだろうか?モノづくりは人としての本能なのだろうか?しかもそのブザマぶりを連日書きつづるのである。自虐以外の何ものでもない。さらに、読み手の事も忘れ去っている。ギター作りに興味がない人々にとっては、これを読み続けることは苦痛であろう!しかし、完成まで私は書き続けるのだ〜〜〜!!!日本の夜明けはもうすぐだぞ〜〜〜!!!(なんだよそりゃ?)

以下、次号へ続く(ほんとにほんとにほんとだな?)



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